気候変動を知る パリ協定(PARIS AGREEMENT)
パリ協定とはUNFCCC第21回締約国会議COP21で合意された文書である。そこで、世界共通の長期目標として、次のことが掲げられました(”今さら聞けない「パリ協定」 ~何が決まったのか?私たちは何をすべきか?~”、資源エネルギー庁(2017/8/17)WEB記事より)。
世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする
そのため、できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとる
パリ協定(Paris Agreement)の英語での全文は、ここにあり、該当箇所の記述はそれぞれ、
・Holding the increase in the global average temperature to well below 2°C above pre-industrial levels and pursuing efforts to limit the temperature increase to 1.5°C above pre-industrial levels,
・Parties aim to reach global peaking of greenhouse gas emissions as soon as possible, 中略, so as to achieve a balance between anthropogenic emissions by sources and removals by sinks of greenhouse gases in the second half of this century,
となっています。
パリ協定の全体像を概観するのには、UNFCCC自身による解説ページが、役に立ちます。
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