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セカンドキャリアを模索するおっちゃんが・・・#私の働き方実験#最終報告書

https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

実験の目的・背景

◆私の働き方

2022年より新たなスタートを目指すべく、38年を費やしたサラリーマン人生から、地方が抱える人口減少や空き家問題などなど解決に多少の協力はできないものか?何か面白そうな仕事スキルはないのか?と動画クリエイターとして一歩を踏み出していました。本人としてはかなり勇気のいる決断であったと思います。そんな中で「新しい働き方LAB」に参加の場を得たことで、リアルな現場に立たせてもらうこともあり、何かにチャレンジしようというスイッチになりとても感謝しています。
この活動を通して数多くのクリエイター達の働き方を学ぶことによって、私にとっての「新しい働き方」が大きく変化する貴重な経験になっています。

◆壁を克服楽しむ

昭和なおっちゃんがクリエイターとして活動していくにあたって、当然のごとくPCスキル不足で躓き、容赦なく現れるIT・WEBやアプリの新しく洗練された用語と若い世代の自由な働き方感覚は、「壁」として判断してきましたが、活動が終了する今になってようやく「登る楽しい坂道」に変化したような気がしています

◆やっぱり楽しむ

「指定企画離島DX」チームに参加することでリアルでお会いする方々は、明るく活動的で普通のおっちゃんには刺激的でした。今までとは違う「新しい働き方」の感覚と「楽しむ」とういうキーワード、それが重要であるということを確信できました。

検証した内容

◆空き家の問題

平成27年発表の「平成25年住宅・土地統計調査」(総務省統計局)では空き家件数は820万戸で全国の住戸の13.5%を占めているとありました。少子高齢化や人口集中などさまざまな要因が絡んでいて空き家が増加していくことは避けられない国家的問題として取り上げられるようになってきました。
これからの問題は、地方の田舎ではすでに空き家を通り越して崩れかけている放置住戸が多くなっており、景観と近隣住民の環境や安全に悪影響を及ぼしていることです。WEBサイトで行政の取り組みを調査していると、特定空家に指定されると固定資産税が6倍になる!さらに解体の強制代執行の記載もありました。

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202206/1.html

◆移住やセカンドハウスとしての需要ある?

地元の空き家バンクの登録住戸を参照してみましたが、土地付き一軒家が数百万円、賃貸で3万円から5万円となっていました。都会で暮らすことを考えるとお安い物件となるのでしょうか、近くに移住またはセカンドハウスとして再生された方もいらっしゃることを最近知りました。
いずれお会いしてこの方たちのきっかけやご意見をリサーチしてみたいと思っています。

◆気づいたこと

  • 都市圏からの地方への移住機運は高まっていること。

  • 新しい働き方でワーケーションなどの活用が進んでいること。

  • 空き家を更地にする工事は数100万円すること。

  • ますます放棄家屋と崩壊家屋が増加していくこと。

  • 田舎特有の閉塞感は存在するということ。

◆最終報告として

報告としては「出来なかった」「継続」の結果報告となってしまいます。
空き家再生は、NPO法人・団体による活動や不動産会社による活動など「移住」「民泊」「ワーケーションスペース」「コワーキングスペース」としての活用事例など参考になるものはたくさんあり、今後進めていく上での勉強になっています。
下記3.を継続していくことを最終報告といたします。

◆進捗結果として

1.地元での空き家(親戚筋など)を民泊施設へ再生する。
  リフォーム費用が負担が大きく耐震強度補強も必要な物件が多い。
2.地元閉鎖旅館を再生する。
  こちらは持主と前借主の間に問題あり退去した実績あり不安大。
  こちらも耐震補強が必要とのこと。
3.空き家となって間がない、耐震含めてしっかりした物件を探す。
  風光環境がよく造りもしっかりした物件でリフォーム負担少ないもの。

◆地方の閉塞感はある

本実験も「何ができる?」とか「どう検証する?」とかいまだに方向を見いだせないままです。
人口920人(2015年現在)の村に宿泊施設は必要なのか?気の置けない地元の仲間たちは面白おかしく話に乗ってはくるが、いざやろうとなるとどこまで真剣に取り組むのだろう?
「新しい取組」「新しい人達」こういうことへの消極性は田舎独特であり、私にも理解はできる。この計画を話した時点で「無駄」「いらない」「何もしなくていい」という人たちの言葉もありました。
能古島DXでも多少感じた、この部分をどうミックスして前に進めるか?が最も重要なカギとなることは間違いありません。

これからの活動計画

◆ターゲット絞る?

上記で取り上げた通り、人が住まなくなっている耐震に問題ある物件を避け、ターゲットはリフォーム費用の少ない田舎独特の古民家的でしっかりとした造りの物件にする、仲間を集めてコツコツ作り上げていく、そんな活動にしようと思います。

◆やっぱり楽しむ!

新しい働き方のコアは「楽しむこと」と自身で位置付けたので、この活動を楽しむためにはどうしたら良いのか?自分のため、自分たちのため、目的が身近なのでやりがいがあることは間違いない!
「再生」をどういう形にするかを検証していくこととします。

必要なファクター

◆仲間

ターゲット物件確定するまで何年かかるか判りませんが、まずは地元で楽しめるメンバーを選定し徴集することとし、プロジェクトチームを立ち上げそこを核として活動します。各種専門性のある案件対応はメンバー個々のリレーションとWEBサイトを活かして収集します。

最終まとめ

いまだに粗削りな計画のままですが、この空き家再生実証を通して得られた知見と、クリエイターとして空撮ほか動画を利用して地方創生に貢献できる「もの」「こと」を創造できるよう努力いたします。
積極的に各コミュニティに参加いたしませんでしたが、この度の半年間の経験はセカンドキャリアスタートの新しい扉が開いたような感じがします。
ありがとうございました。

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