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「82年生まれ、キム・ジヨン」を観て思いだした友人の言葉

噂に聞いていたヒット小説「82年生まれ、キム・ジヨン」の映画化。
女性の生きづらさを描いた作品で、韓国女性の共感をうみ、ベストセラーに。

この映画を観た帰り、むかし友人に言われた言葉を思い出しました。

「旦那さんを家に残してよく実家に帰れるね。旦那さんのご飯はどうするの?」

年末年始、盆休み、GW…長い休みになれば必ず帰省する私。

私は親に会いたいし、旦那も会ってきなよと言ってくれるから、ごく普通のこととして帰省していたので、その言葉にめちゃくちゃ驚いたのを覚えています。
わたしって普通じゃないの…?

「世間がイメージする女性像」に縛られている女性はまだ多い。この主人公は違和感を感じて生きていたけれど、多くの女性はこれが当たり前だと、女性らしい生き方というものに、なにも疑問を持たず生きている。
地方は特に顕著だと思う。
この映画は、そんな女性たちへ気付きのキッカケになるだろうと思った。

終わったあと友人に聞いたら、原作と映画のオチは全く違うとのこと。
原作版ラストを聞いて驚愕した。
韓国女性だけでなく、悩んでいる世界中の女性が、この映画で少しでも勇気をもてたら、と願うばかりです。

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