ハリネズミ
初めての方もこんばんは。
池村といいます。
田中みな実さんと結婚したいと思っています。
なんとなく書いている日記ですが、よろしくお願いします。それでは始めます。
よろしくお願いします。
この週末、『ぼくはこうやって詩を書いてきた』という本を読みました。
なので今日は句読点を付けるのをやめてみようと思います。
ﾆｮﾛﾆｮﾛ…ﾆｮﾛﾆｮﾛ…
ハリネズミはかわいい
でもミルワームを食べる
正直ちょっと気持ち悪いです
なぜそう思うのだろう
僕の感覚からすると
くねくね動くミルワームが
食べ物のイメージから
かけ離れてるからでしょうか
（噛んだら中身が出てきそう）
じゃあ僕らがソバを啜ることを見て
気持ち悪さを感じる生物はいるのか
カラスは？
カラスは雑食だから
おそらく僕らがソバを啜ることに
気持ち悪さを感じないだろう
サルは？
きっとかれらは
僕らがソバを啜るのを見て
「そういうこともあるだろう」
と思いそうな気もする
でも問題は
気持ち悪さを感じるかどうかだ
そういう僕だって
ハリネズミがミルワームを噛むのを見て
「そういうこともあるだろう」
とは思っている
けど気持ち悪いと感じるのだ
まあでもサルはきっと
ソバを啜ることへの理解はありそうだ
ﾆｮﾛﾆｮﾛ…ﾆｮﾛﾆｮﾛ…
昔テレビでみた映像
どこかの民族が日本の家庭で
ホームステイするという企画
ある日 民族の彼は
刺身を食べることを拒んだ
その日 民族の彼は
ホームステイ先の家族が
回転寿司を食べるのを見て
( ﾟдﾟ)ありえない‼︎
っていう顔をしていた
とすると
僕らがソバを啜ることに対して
違和感を感じるのは動物ではなく
僕らとは違う感覚を持つ人間
なのかもしれない
僕らは食べ物を選ぶ側
（食生活、文化がある）
料理研究家のハリネズミはいない
ﾆｮﾛﾆｮﾛ…ﾆｮﾛﾆｮﾛ…
相手の行動に違和感を持つのは
僕らの得意技
誰かのふるまいを批判する
誰かのキャリアリセットに加担する
匿名で
誰かのセリフを両儀的になるように
切り取った記事のタイトル
意味深で批判的なセリフだと
読み手の誤解を意図的に招こうとする
ネット記事
いざというときのために
誰もがハラスメントというお札を持ってる
正論の積み立てで成り立つ社会保障
いつのまにか僕も染まっている
二十億光年の孤独のように
ひき合う力はなくなってしまった
それ故みんなけなし合う
ﾆｮﾛﾆｮﾛ…ﾆｮﾛﾆｮﾛ…
ハリネズミはかわいい
ミルワームを食べる
そんな姿もかわいいと思えない僕は
こうやって日記を書いてみた
今日も田中みな実さんと結婚できなかった
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