オーディオテクニカATH-M40X 5年使用レビュー
今回はオーディオテクニカの人気ヘッドフォンATH-M40xを紹介します。
ATH-M40xはビギナー向けのモニターヘッドフォンとして人気の機種です。
ビギナーにおすすめの理由は、
・手に入れやすい価格でありながら上位モデルに引けを取らない高音質
・高い耐久性や持ち運びに便利な折りたたみ式
・断線時にもすぐにケーブルの交換ができるリケーブル仕様
といった点です。
私自身このヘッドフォンを使って5年目ですが、
これまで300曲近い楽曲制作をこのヘッドフォンでやってきました。
ヘッドバンドやイヤーパッドの経年劣化はありますが、
今まで断線や破損したことはなく、問題なく使用できています。
今回は5年使ってみて私自身が感じたことを紹介できればと思います。
良かったところ
音が良い
低価格帯のヘッドフォンでは、高音域が綺麗に再生できずこもって聞こえてしまうものがありますが、M40xは高音域も綺麗に再生してくれます。
あと個人的に良いと思ったポイントは低音域の音です。
モニターヘッドフォンって個人的には低音が聞こえにくいものが多いなと感じてしまうのですが、M40xに関しては特にそういうことはありませんでした。
※再生周波数帯域は15~24,000Hzなので十分実用性はあると思います。
耐久性が高い
丁寧に扱っていたとしても時々床に落としたり、椅子のキャスターで踏んでしまったりします。
5年も経過すれば結構な数になると思いますが、購入してから今まで一度も破損やトラブルは起きたことがありません。
値段が安い
モニターヘッドフォンとしてはお求めやすいリーズナブルな価格です。
イヤーパッドなどの消耗品も安いのでランニングコストは非常に安いでしょう。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/192281/
折り畳めてコンパクト
コンパクトに折り畳むことができるので出先に持ち出したり、収納する際にはかさばらないので扱いやすいです。
普段使いにも使える
モニターヘッドフォンはモニター用途で使うことがメインですので、音の特性的に音楽鑑賞や動画鑑賞、ゲームなどの用途で使うには正直使いにくかったりするのですが、M40xはモニターヘッドフォンとしての役割はしっかりと果たしながらリスニングしやすいように音がチューニングされているので、音楽鑑賞や動画鑑賞なども十分楽しめる仕様になってます。
長時間でも疲れにくい
1日6〜8時間ヘッドフォンをつけて作業していますが、全然疲れません。
側圧がちょうど良い具合に設定されていて密閉性はありながらも長時間の作業でも疲れにくいようになっています。
悪いところは、、、
公平なレビューをするため悪いところもないかなと考えたんですが、、、
正直見当たりませんでしたw
もちろん、何十万もするハイエンドヘッドフォンと比べると再生周波数帯域は狭いですが、1万少々のヘッドフォンと何十万円のヘッドフォンを比べるのは正直違うかなと思います。
ただ、自分の周りでオーディオテクニカが苦手という人がよく言うのが、
オーディオテクニカならではの高音域の特性が苦手とのことです。
個人的には特にそう言うふうに感じだことはありませんが、
癖があると感じる人はいるみたいなので、購入前には販売店で視聴することをお勧めします。
上位下位モデルとの違いは?
M40xの比較対象とされる下位モデルM20xと上位モデルM50xとのおおまかな違いは以下の通りです↓
M20X
・軽い(190g)
・値段が安い(5,800円)
・折り畳めない
・リケーブルできない
・再生周波数帯域が15~20,000Hz(M40Xは24,000Hzまで出せる)
・Bluetooth搭載モデルもある
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/192280/
M50X
・重い(285g)
・値段が高い(19,000円)
・再生周波数帯域が15~28,000Hz
・側圧が強い(密閉性が高い)
・カラーバリエーションがある
・Bluetooth搭載モデルもある
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/192282/
最後に
最初のモニターヘッドフォンを何にしたら良いか迷っている方は、是非とも一度販売店でお試ししてみてください。
自分も使い続けて5年目ですが、壊れない限り使い続けていくと思います!
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