20週の助産師個別面談

少し前に助産師個別面談がありました。
その前の妊婦健診の際、次回は助産師個別面談があると告げられて正直「それって何?」と思っていました。
助産師からいろいろ聞くことがあるのでというなんとも曖昧な説明と、何かご質問があったらそこでしてくださいねとのこと。

聞かれることは事前にわからないので考えないようにして
ご質問って何だろう?と考えました。

バースプランのこととか?
食事のこととか?
乳輪が痒くてたまらないんですけど、って先生には言いにくいけど聞いてみる?
などなど、メモは用意したものの。
行ってみると、あまり構える必要のない面談でありました。

今の健康状態の確認

まず身長体重(増加の過程)を見ながら、今後の生活についてアドバイスがありました。
私の身長と妊娠前の体重はBMI値で言う健康体です。食事も普通に取れているし、体重増加の過程も予定通りで問題なしとのこと。
仕事は辞めていて食事はほとんど自炊であること、産院まではウォーキングのつもりで徒歩で来ていることなどを話し、生活スタイルにも懸念点がないと言われました。
おそらく通勤があるとか外食が多いとかになると何かしら注意点があるのでしょう。

総じて問題なし。
「あなたのことはほとんど心配してないわ」と言いつつ、何故か最後に「ごはんは薄味でね」と2回言われました。透視?味付けがしょっぱいのバレてた?

家族構成を聞かれる

産後うつのケアのための質問だそうです。
産後、母親をサポートする人は周りにいるか?どんな環境の子育てになるのか?を確認してくれます。

聞かれたのは以下の通り。
・両親は健在かどうか、住まいはどこか
・兄弟構成とその婚姻関係
※義実家についても同様の質問

私の場合、これもありがたいことに問題なし。問題ないどころか超恵まれた環境です。
実家はすぐそば、専業主婦の実母がいつでも動ける状態で、産気づいたら車で産院まで送ってもらえます。
夫は基本在宅ワーク。休みを取りやすい企業風土にも感謝です。
さらに産院が激チカということで
「陣痛が5分間隔になったら電話くれればいいわね」って、さすがにギリギリな気がするけど。

乳頭マッサージ

まだ早いんですが、母乳育児のつもりですか?と聞かれ、はいと答えると
おっぱいの模型を取り出して、マッサージのやり方を教えてくださいました。
会陰切開(治癒過程の痛み)にビビりまくってる私は会陰パックをすでに少しずつ始めていて、手についたオイルで乳頭もついでに保湿しながら柔らかくしていってます。

産院(というか院長先生)の方針で、母乳育児推奨のようです。入院中も基本は母子同室です。
他の産院はどうなんでしょう?

私からの質問

事前に考えていたことは今聞くことじゃないかも(聞かなくてもいいかも)と思い、やめました。
でも一つ、次回先生に聞こうと思うことがあります。
臍帯血保管についてです。

ざっくり言うと、出産時に赤ちゃんと母体を繋いでいる臍の緒を切った後、その血液を保管するか廃棄するかって話です。
保管できるか廃棄になるかは産院によります。保管可能な産院の場合、個人のものとして民間に預ける(費用がかかる)か、寄付するかの選択肢があります。
個人のものとしての保管は、赤ちゃんが育つ過程で難病になった場合、本人の臍帯血なので使える可能性が高いということ。寄付する場合は血液型の適合する患者さんのために使われるということ。

個人で保管している方の口コミを見れば「あの時保管していて本当に良かった」とあります。我が子の治療に臍帯血を使用した方の声なので当然かと思います。
一方で、必ず使えるとは限らないという注意点があります。高額な費用を払って保管していたのに我が子の病気には使えなかった、なんて声は公に書かれないですし、どれくらいの確率でそうなるのか分かりません。
そのため、使えたらラッキーと保険のように考えている親御さんが多いみたいです。

私は今のところ、可能なら寄付したいと考えています。
月額にすれば高額ということもなく保険程度に考えて我が子のために備えるのはアリですが、家系など考えた時に難病のリスクは高くないと思うからです。
それから教育費の積立に替えて考えれば結構な額になるからです。
もちろん廃棄よりは有効利用されてほしいですし、本人が大きくなったら「あなたが生まれたことで世界のどこかで誰かの命が助かっているよ」と教えられます。(誇大表現?)

油断は禁物

ベテランぽい助産師さんは、終始明るくハキハキとお話ししてくださって安心感がありました。
問題ない!安心ね!などと言われ、完全に真に受ける性格なので、こちらからは特に聞きたいことはありません😃と帰ってきてしまいましたが
あとで冷静になったら少し不安になりました。
そうは言っても今後まだ半分の妊娠期間があり、その間に生活が乱れたりトラブルがあったりしたら安心ではないんだと。(というか薄味でと念押しされただろ)
そうそう、こう見えて(?)私は高年妊婦。薄味を心掛けてこれからお腹が重くなっても運動は続けて、健康でいなくては。と気が引き締まりました。


そしてやはり考えてしまうのは、自分のように家族や環境に恵まれている人の方が今時稀なのでは?ということ。
覚悟を持ってシングルマザーの道を歩まれる方、家族はいてもサポートが期待できない方、働き方や健康上の様々なリスクを負っている方、、
他の産院でもこのような面談があるのか?面談で聞かれることはみんな同じなのか?
分かりませんが、こういったサポートがあるのはありがたく、心強いですね。
不安な方は医師や助産師さんに遠慮なく頼ってほしいなと切に願います。

参考になれば幸いです。

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