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最初と最後に抽出される液体の違い

皆さんはコーヒーの抽出をやったことがあるでしょうか?

ろうとのような見た目のドリッパーにコーヒー豆を砕いた粉を入れ、そこに湯を注ぎ、粉の成分をキャッチした液体、つまりコーヒーがポタポタと落ちます。

お湯を注ぎ始めてすぐにドリッパーの下部からコーヒーがポタポタと落ち始めます。湯を注ぎ終わってからしばらくすると注いだ湯は落ち切ります。
この最初の落ち始めあたりのコーヒーと最後の落ち切りあたりのコーヒーとでは実は味が全然違います!
最初らへんは酸味系の味のコーヒーが落ちていて、最後らへんは苦み系の味のコーヒーが落ちています。
それが混ぜ合わさり、総合的な味としてコーヒーができあがります。だから、抽出した液体は揺らすなどして混ぜることをおすすめします。

なぜ、最初らへんは酸味のコーヒーで、最後らへんは苦みのコーヒーになるのでしょうか?
これは湯への溶けやすさの違いです。
酸味成分の方が湯に溶けやすく、それにより先に抽出されます。苦み成分は酸味成分より湯に溶けにくく、後から抽出されます。
この湯への溶けやすさの違いによって抽出されるタイミングが違うのです。
このことを知っていると抽出の際に自分の好みに調整することができます。
例えば、酸味少なめで甘みや苦みを出させたかったら、蒸らしを長めにしたり、最後の一滴まで抽出するようにするのもありです。
逆に、酸味を多めでフルーティーさやすっきりさを出したかったら、蒸らしをやめてみたり、抽出途中でドリッパーを取ってしまうのもありです。
抽出はこれじゃないとだめということはなく、自分好みにカスタマイズできる所が面白いです。
ぜひ試してみてください。



僕はi.k.coffeeという屋号で間借りコーヒー屋をやったり、オンラインショップでコーヒー豆を販売したりしてる男子大学生です。
3年で20歳です。 

i.k.coffeeの鮮度にこだわった美味しいコーヒーはオンラインショップで販売しております。

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