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熱量高め/NZワーホリ🇳🇿【11週目】

 どうもニュージーランドでワーキングホリデーをしているのすけです。特に今週は、雨が降る日が多くて、色々考えたりとか、本を読んだりとかそんな時間がたくさん取れました。その上で、今週思ったことを振り返っていきたいと思います。

ニュージーランドに飢えている

6月26日からNZに来て、もう2ヵ月が経った。
7月・8月は、何もかもが新しいの連続だった。

暮らし、言語、仕事、家、車。
生きていくのに必死で、必死で生きてきた。

かろうじて日々働き続けることで
なんとなく心と体と、経済的、精神的にも安定してきて、
少しずつ安心してきた。
ここおもろい。
日々は本当に必死で、ただただ生きるために過ごした。
それが、結果的に安定に繋がるという。

そして、9月。
少し、心の中に変化が芽生え始めているのを感じる。

NZに来て何をしたかったんだっけを、考えられる余裕が出てきた。
必死に生きることを安定させるためにしがみついてきたが、
今は次のステップに移ってきている。

何をやりたかったんだっけって思った時に、
一瞬でパッと出てきたものをあげておく。

  • kiwiの人の家に泊まって暮らしたい

  • ファーマーズマーケットに行きたい

  • エコヴィレッジを訪れたい

もう本当にニュージーランドに飢えてる。

今は、冬の時期だって思って割り切ってるけど
最近はお昼は20℃ぐらい気温上がったりもしてるし
ようやくkiwiの方も動き出すんじゃないかな?って思ってる。
元々そうじゃないアクティブな方ももちろんいると思うけどね。

まあそうそう、
海外生活を生きるために目の前に必死になりすぎて
全然元のやりたいこと見えてなかったんですわ。

ってことに気づけてる、最近。
ちょっと動き出していきます。

移動のスタイル

冬編、一旦幕引きそう!

実は、今働いているファームでの
冬の剪定・プルーニングの仕事が落ち着きそうで。

9月の中旬あたりで終わらせないといけないらしくて今の仕事は続くものの、
そこまでやったら次のところに移ろうかなと思った。

仕事と合わせて、
家も引っ越すことになる。
理由は、別の地域に移動して、
別の場所でも住んでみたいなあって思ったから。
そんな理由で移動できるのって、良いよね。

っていうのも、
夏に南島に行こうとは思っていたから
少しだけ北島の中でも
南の方に向かおうって思ったのもあって、移動する。

次の仕事は、申し込みをして、
あとはサインして送り出せばOKってところまで進んでいて、その仕事は10月の10日前後から始まりそう。

生活する基盤のスケジュールが少しずつ決まってきている中で、9月後半ぐらいの空いた時間にどう過ごそうかなと考えた時に、
「kiwiの人の所に泊まろう」と決めた。

6月には全然滞在場所を決められていなかった
「Workaway」を開いて2軒連絡とってみたところで、一軒のホストの方から連絡が返ってきて、ポンポンと滞在OKということが決まった。

すごい。
今回も苦戦を強いられると思っていたけど、
あっさり決まって、ホッとした。
やっぱり少しずつ冬から春に移り始めているのかな。

場所は今のところから1.5~2時間ぐらい走ったところ。
今は車があるから、場所にも囚われなくなっているのも大きいな。
ホストの選択肢が、前よりも広くなっている。

この移動の仕方、スタイル良いなって思った。
季節の仕事をして、3か月ぐらいその街に根差して暮らす。
その合間に、workawayやWWOOFを利用して、kiwiの方の所に滞在する。

これめっちゃ良さそうな気がしてる。
NZで仕事をしながら、そこでの出会いがあったり、英語でのコミュニケーションを学んだり、自分で選択ができるよう経済的自由を手にいれる。
その傍ら、現地の方の家に滞在させれもらって、NZっぽさとか、マインドとかを感じる。

まだ実際に、現地の方の所に滞在したことはないから、
まだどうなるかはわからないけど、良さそう。
楽しみ。

羊飼いの少年

『アルケミスト 夢を旅した少年』
読みました。

いやー読んでよかった。

大事なことはここに書かれている、そんな本。
こういう本に対する感想が言えるほど、
全然本を読んでいるわけではないから恐縮なんだけど、
備忘録のために。

ある羊飼いの少年が、夢見たピラミッドを目指すお話。
道中さまざまな人や出来事に出会いながら、ピラミッドへ到達する。
キーワードとして、「前兆」「夢」「自分の心」とかがあったりする。

本の内容は絶対に読んだ方が早いし、
色んな捉え方ができるとも思うから、割愛する。

そこから得たことを少しまとめる。

  • 夢は、夢に向かっている過程も経験してこそ、夢である。その過程に起こっていることも全て、夢に向かわなければ出会うことができなかった風景ばかりである。夢に困難はつきものだが、進んだり、自分の目の前にあることに目を向け続けたり、相手のことを縛らなかったりせず、向かい続けることが大事。

  • 夢の場所は、自分の心が知っている。自分の心の声を聞き続ける努力が必要。太陽や風、砂漠の”自然”にもわからない、本当の自分自身の心だけが知っている。

あえて、夢についての所を抜粋しているが、
本当に所々に良い言葉や、印象的なシーンが点在している。

これは、刺さるね。
NZに来ていて、なんとなくこのままで何かが見つかるだろうと思っていたり、今自分の心は本当に素直な自分の心で、このまままっすぐ進めば良いと思ったりしているけど、実はそうじゃないんだろうなってことを思わせてくれる。
良い意味で。

心からやりたいと思っていることをやろうとしているのか、考えている未来のことは本心でそう思っているのか、たくさんの情報やしがらみに縛られていて、価値観や世俗的な概念がたくさん纏わりついて、その上で色んな考えを巡らせていないか。

先に描いている夢もそうだし、目の前に取り組んでいることもそう。
自分の道は、本当に自分で決めている道だろうか。
この認識は、本心でできているだろうか。

とても簡単に外部からの刺激や価値観が受け取れる今だからできることはたくさんあって、そのおかげでたくさんの選択肢から自分の道を歩むことができているんだろう。

100%の純度で自分がやりたいことやってます!って言えるのは、難しいかもしれないけど、それに向かう努力と姿勢は無くしちゃダメだろうな。

日本から出て、海外に来て、色んなことを決断して、捨てている今だからこそ、今振り切れることってあるだろうなって思わせてくれた。

SNSでの発信でいいね数を気にしたり、再生回数もそうだけど、年齢だったり、性別だったり、結婚や将来のお金のこと、たくさん概念として決められていることがあって、いつの間にかたくさんのしがらみが自分に纏わりついていることに気づかないまま今まで過ごしてきていた。

今の立場だからできることってもっとあるかもしれない。
今だから周りを気にせずに、もっとやってみて良いかもしれない。

そのためにここに来てるよね。

たくさんのことに気づかされる
とても良い本に出会えたなって思う。





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