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髪の毛にlilToonでAngelRing(天使の輪)を設定する方法

 この記事は何のために書いたの?

liltoonでのAngelRing設定についてのまとまった記事がなかったので書きました。ある程度unityやblenderの操作方法がわかる人向けの記事になっています。いろいろ調べながら自己流でやったものなので、もっといい方法があるかもしれないです。

 そもそもエンジェルリングって?

liltoonのマットキャップの設定の一つです

髪のハイライトとしての表現に特化しています


左AngelRing  右MatCap

カメラで上下から見ると

マットキャップはハイライトが上下に変化しますが、

上から
下から

エンジェルリングはハイライトが上下に変化しません

 使ったもの

blender2.90

Unity 2019.4.31f1 (64-bit)

lilToon_1.3.7

説明写真用にシヴィーちゃん(https://booth.pm/ja/items/1663470)をお借りしました
マットキャップにこちら(https://totototem.booth.pm/items/2998107)の素材をお借りしました

(この記事は2023年5月3日に書いたものです。unityやblenderのアップデートで操作方法は変わるかもしれません)

 大まかな流れ

1.blenderで髪の毛にUV2を設定する
(追記 UVによっては設定しなくてもいい場合がある)

2.unityでliltoonの設定をする


1.blenderで髪の毛にUV2を設定する

(追記 UVによっては設定しなくてもいい場合があるようです。その場合はそのままunityで設定してください)


blenderに髪の毛のメッシュをインポートして、新しくUVを増やします。

まずは髪だけのメッシュを表示させます

髪のメッシュのみを表示

+を押してUVマップを増やします。今回はUV2と名前を付けました

UVマップを増やす

新しく増えたUV2を選択して、

UV2を選択

フロント・並行投影の状態で

フロント・並行投影

真正面のビューから投影を押します

ビューから投影

UVが大きい、小さい場合はテクスチャサイズに合わせて拡大縮小します

UVをテクスチャに合わせる


後でハイライトを描くために、UV→UV配置をエクスポートでUVを書き出しておくと便利です

FBX形式で出力します

FBXで出力

3.unityでliltoonの設定をする


unityにアバターを取り込んで設定していきます

髪のシェーダーをliltoonに設定します

liltoonを設定

マットキャップを設定していきます

マットキャップを設定していく


まずはマットキャップの画像を設定します

マットキャップの画像の横の▼を押すと折りたたまれていた設定が開きます

マットキャップ横の▼を押す

プリセットのAngelRingを押すとプリセット設定されます

プリセットのAngelRingを押す

マットキャップのパラメーターのリファレンスはこちら


数値をお好みで設定してください


終わりに

ネットでいろんな人の記事を参考にしてやってみた方法です。参考になれば幸いです。こうしたらいいよ、という方法があれば教えてください



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