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好きなワイナリー②

今日ご紹介しますのは長野県東御市にあるヴィラデストワイナリーです。

写真はこちらのサイトからお借りしました。

フランス放浪ののち帰国されエッセイストとして著名になられた玉村豊男さんご夫妻は軽井沢を拠点に生活され執筆活動に励んでいらっしゃいました。

大病を患われたのち、日本一の晴天率を誇ると言われた長野県東御市(旧東部町)でワイナリーを立ち上げました。

戦国時代、眞田家が拠点にした上田盆地を見下ろす丘陵の一番奥の眺望の地に毎年のように拠点が広がり、うわさを聴いたグルマンたちが週末には集まる地になっています。

この雲海、見事ですね!まだ観たことないです。

お庭は自由に散策できます
大好きな花海棠も

もう20年目の田園記念祭を開かれたとInstagramで拝見して、月日が経つのは早いものだとビックリしてます。

開設初年度から通い続けてますが、メルロー、シャルドネの樹も年々成長、コクのあるワインが毎年出来上がっていて、メルロー、シャルドネ、アッサンブラージュされたおすすめワインを購入、軽井沢の別荘に帰っては抜栓し楽しんでます。

玉村さん曰く、ワインづくりはいくら金があっても足りないよ😂って楽しそうに笑っていらっしゃいます。

一本5.000円はしますがしっかりした風味、味に仕上がってます。
スケッチ教室なんかもなさっているみたい

ここの売りのひとつは玉村さんの描く農作物の食器類。小物類。カレンダー。

とってもセンスよいので毎回楽しみにショップを拝見してます。

もうひとつは上田盆地を見下ろす眺望のよい食堂でいただくランチ・サパー。

地域の食材を使った毎月変わる旬の食材を腕利きシェフが調理しワイナリーのワインに合わせて提供されるひと皿は絶品です。

長野県は田中康夫知事の時代、フランスのAOC、イタリアのDOCGみたいな産地呼称の特別なお墨付きを与える政策を実行、それにより情報に疎い観光客でも信頼して上質ワインを楽しめる地盤が出来上がりました。


これはとても大切なことでスーパー行ってもそのタグがあれば安心して買えるので助かってます。

その制定から信州ワインバレー構想の基盤を作ったのも玉村豊男さんのご尽力だと思ってます。

近年、あまりお見かけしなくなったけど長生きされ、これからも我々に楽しみを振り撒いていただきたいです。

今年も何度か通うつもりでいます。

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