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不審な人間


小学校の頃、よく友達と公園で遊んでいたのだが、不審者がいた。(厳密にはよく分かってない、変な人ではある。)
不審者の特徴は、
おじさん。
ゴム鉄砲を持っている。
全身ピンクの服を着ている。
ドロケイをしている時に彼が現れると、逃走中に変わるのだ。警察も泥棒が共闘し合う熱い展開になる。逃走中とは違い、捕まったら何をされるか分からない恐怖があり、もしかしたら逃走中のハンターより怖いかもしれない。まぁ足はめっちゃ遅いので、全力で友達の家に向かって鍵を閉めて隠れればどうにかなるし、捕まったことはない。逃走中よりも青鬼の恐怖に近いかもしれない。
そんなおじさんに伝えたいのだが、なぜ手に持っているゴム鉄砲を使わないんだ??
使えばある程度、遠距離攻撃できるだろ。
あと1番の問題は全身ピンクの服を着ているせいで、遠くからでも目立つし、近所で、ピンクの服を着ているおじさんはあなたしかいなんだよ。そのせいで、俺たちはすぐに逃げるぞ。
しかも俺たちは、お前が来た時ように、完璧な逃げるルートを考えてある。怖いからな!!
あと、俺たちは、ほとんどスポーツを習っていた。並の小学生よりも体力、走力がある。つまり最初から、ピンク不審者クソじじいに捕まるはずがないのだ、出直してこい。残念ながら今は、お前より大きい人間になってしまっているけどな。


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