見出し画像

〝なんとなく〟で過ぎないように

もう3月30日。

来年度は新人さんが入らないということもあって、デスクの場所替えもなく、ロッカーを新設する必要もなく、患者さんと「桜綺麗ですね〜、今が満開ですね」なんて話して春の訪れを感じながら、なんとなく4月に入りそうだ。

〝なんとなく〟のせいで、大事なことを忘れていた。

2年目と言えるのは、あと1日しかないということ。

と言っても「2年目です」と名乗ることは対面でのセミナーとか参加しない限りほぼ無いし、経験年数は能力を図るものでもないし、何が大事なんだよとも思う。

でも将来「2年目の自分どんなんだったけ?」と振り返った時に何も出てこないのは怖い。結局は自分が作業療法士2年目として存在していたこと、空白ではなかったことを残しておきたいのだ。正直体はヘトヘトだが3月中に書かければ意味がないので急遽書いている。(好きで書いているので全く辛くはないのだが、言葉にするのは意外とエネルギーのいる作業である。)

ちなみに1年目終わる頃にはこんなnoteを残していた。

自分の1年目を言語化すると要は急性期という機能向上が最も見込める時期にもっと攻めておくべきだったという後悔と、急性期だからこそ目標共有のstepの重要性に気づいた1年目と言ったところだろうか


この調子で自分の2年目を言語化するとしたら…。そんなことを考えながら、これまでのnoteを振り返っていた。

初回面接の重要性に気づき、具体的な方法を自分の言葉でまとめて新人さん向けに文書を作成。ADOCpaper版とアプリ版の導入。作業に拘り過ぎず対象者さんの〝今困っていること〟に焦点を当てるというような、対象者の状況に応じて柔軟に対応することの大切さ。限られた人生に作業療法士として関わらせていただくことへの感謝と責任。

いろんなことを学び、いろんなことを感じた。

急性期において作業療法をするための方法を模索し、絶望と成功を繰り返す中で、急性期作業療法の魅力を自分の言葉で人に伝えることを始めた2年目。

あと1日だけの2年目。

明日は自分が言語化した内容を確認するような1日にして、〝なんとなく〟ではなく、気持ちの良い3年目を迎えられるような心の準備をしたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?