はじめてのユーザーインタビュー後編

はじめてのユーザーインタビュー 後編

ユーザーインタビュー。それはプロダクトのターゲットとなるユーザーに、現状抱えている課題やプロダクトへのニーズを聞き取り調査することである。

「か、株式会社ゴーリストの、あ、ゴーリストでデザインを担当しておりますマスダと申します。」(ちょっと早口のカタコト)
こんなぎこちない自己紹介からはじまった、はじめてのユーザーインタビューのことを書いていきます。

こちらの記事は「はじめてのユーザーインタビュー 前編」の続きになります。
よければ、前編からご覧ください。

この記事で書かれていること
・いざ、インタビューへ!
・感じたことあれやこれや

前編の記事では下記について書いています。
・どうしてユーザーインタビューしたの?
・事前準備はなにをした?
・インタビューで大事なこと

いざ、ユーザーインタビューへ!

(簡単なインタビューの流れと私の心の声でお送りいたします。)
では、どうぞ!

インタビューの流れも頭に入れたし、質問項目にも目を通したし、インタビューの心構えも勉強した!準備万端であろう!

いやでも、初めてお客さんと会うし全然喋れなかったらどうしよう〜
しかも、私リモートで参加だよ??喋れる??(私は東京本社勤務ではなく、大阪勤務なのでmtgなどはいつもビデオ会議で参加しています)

という感じで、きちんと喋ることができるか不安でいっぱいでした。

。。ユーザーインタビュー開始まであと5分。
えーっと、えーっと質問項目開いて、メモできるようにして、ビデオ会議はきちんと繋いである!
あとは待つのみ!

ティロリン♪

(あああ〜繋がった〜、てかもう普通に喋ってる〜)
(もう私のこと紹介しなくていいから、このまま音声だけ聞いておきたい。。)

と思ったのもつかの間、
「本日はもう一人、リモートでインタビューに参加させていただきます。」(きたー!私の自己紹介タイム!)

「か、株式会社ゴーリストの、あ、ゴーリストでデザインを担当しておりますマスダと申します。本日はよろしくお願いいたします。」(ちょっと早口のカタコト)

(ナチュラルに噛んだし、、微妙な感じになった〜。。あ、あとの進行はまかせたぞ。。同期よ。。)

ここで、会議室はどのような風景かというと、

このような感じになっております。
私の同期が2人と人材業界出身・凄腕営業マンの上司、それに加えて画面の中の私。

ちなみに簡単なプロフィールは…
ユーザーさん:求人広告の営業マン
同期1:書記係・東南アジアの出身かと思うほど顔が濃い
同期2:ファシリテーター・営業したことないのに、営業の知識はある
上司:いろいろサポート・コテコテの関西弁で喋る
私:???・大阪出身だけど、標準語使い

この後、同期のファシリテーションおよび、上司のサポートによりインタビューは滞ることなく順調に進んでいきました。

同期が先走った質問をすると、上司が
「ちゃう!その質問はまだや!まずは〜〜を聞かんと。」(私の記憶では、このような喋り方。おそらく違うとは思いますが。)
とすかさずフォローを入れる。

ユーザーの方は、画面の中の私に気を遣って
「そこ(私のいる場所)どこなんですか?家かと思いました…!」
という軽いツッコミで笑いを誘ったり。

わりと緩めの雰囲気でインタビューをすることができました。
固くなってしまうと、本当の気持ちを話しにくくなっちゃうので、緩めの雰囲気なのはGoodですね。


肝心の、私は喋ることができたのかというと…
下記2つの質問をすることができました!
 ・購入した営業リストは新規顧客の開拓だけに使っているのか
 ・弊社の新しいサービスを使用していただいたときの行動の理由について

きちんと喋ることができるか不安でしたが、なんとか無言の人にならずに済みました。よかったです。

 

感じたことあれやこれや

初めてのユーザーインタビューを終えた私の中に残った感情は、あ〜思った感じに全然いかねぇ!というもの。
インタビューの流れや質問項目を考えて臨んだインタビューでしたが、アジェンダ通りの時間配分には全くなりませんでした。難しい!

でもそのぶん、脱線したところで面白い話が聞けたりしたのはよかったかなと思います。
とくに、募集が集まる求人広告の文面にはどのような言葉が含まれているのかを分析している。というお話は興味をそそられました。(そのワード分析ツールの方に)

また、反省点としては質問の仕方が良くなかったなぁというのがあります。
前編にも書いたように、質問するときはyes/noで答えられる質問ではなく、オープンエンド型の「どのように」や「どれくらい」などのHowで問いかけ、ユーザーが自由に答えられる質問がいいのです。

しかし、私の質問はこのHowの質問プラス誘導的な文言が含まれていたなぁと思います。

「営業リストの項目で〜〜を一番最初に着目していたのは〜〜という理由からでしょうか?」
この質問の仕方、
「営業リストの項目で〜〜を一番最初に着目していたのはどうしてでしょうか?」
という質問でよかったな〜なんて思います。私が回答例をあげてしまったことで、ユーザーさんの回答の幅が狭まってしまったかもしれないです。

気をつけようと思っていたものの、いざ本番になってみると焦って喋らないとという気持ちが強くなってしまったのですね。反省です。

最後に

そんな反省点もありつつですが、とにかくユーザーインタビューを無事に終えることができてよかったです。
実際にデザインメソッド のひとつを実践できただけでも一歩前進した気がします。

次はこのユーザーインタビューから得られたことをプロダクトの改善に役立てるフェーズです!ここでとまらず、突き進んでいきましょ〜

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