SIGMAfpとニッコール単焦点で臨む尾瀬
尾瀬といえば水芭蕉
でも、水芭蕉ってその辺の道端にはあまり見かけない。名前だけ知ってて、実は知らない存在だった。
2023年6月、
実物の水芭蕉を拝みたくて、職場の同期と尾瀬へ向かった。
台風一過の空、青く晴れ渡っていた。
今回の旅のお供はSIGMAfpとAiAFNikkor50mm/1.4D、
ボディは山道と木道を4〜5時間歩くことも考え「世界最小最軽量のフルサイズミラーレス」のfpを起用した。体力勝負のハイキング、装備は軽くしたいところ。
レンズのAFニッコールはフィルム一眼レフ用に購入したものだ。見た目はプラカメ仕様でチープ、重さも軽いレンズだ。だが、絞り開放F1.4の明るいレンズ、写りも抜群だ。撮影時はピントを掴みやすい。ニッコール特有の「黄色く」「優しい」クセもある。
1本でいろいろ撮れるズームレンズで臨むか、ゴツいデジタル一眼レフを持ち出そうかと考えたが、前回の尾瀬ハイキングでものの重さに体力を奪われた教訓から余計な機材は省くことにした。
だからってfpと50mm単焦点で臨むこたぁないでしょう…。
それでは、初夏の尾瀬の姿をご覧いただきたい。
逆光で開放近い絞りで撮ると、こんなフレアが出るんですね。
イモリやゲンゴロウたちを拝めて大満足!
オコジョには出会えなかったな…あの妖精のような動物をいつかは見てみたい。
(ところが、我々が尾瀬を去った数時間後、ツキノワグマが現れたらしい。出会わなくて本当に良かった。)
さて、50mmレンズについての感想を少々。
焦点距離50mmは人間の肉眼の視野とほぼ同じくらいだそうだ。
35mmレンズが好きな私にとって、少々狭い気もする。
しかし、実際に人間が一度に見られるのこの程度の範囲だといえる。
とはいえ、撮り方次第で引きの画も、寄りの画も、楽しむことができる。
50mmが「標準レンズ」と呼ばれる所以だろうか?
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