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画像認識プログラムを作ってみよう - 第四章「Webアプリをモバイルアプリにするには」 - おわりに

 本書の執筆は、書き始めてから実に1年以上の歳月が経過してしまいました。
その間にも、第三次人工知能ブームは一切の陰りが見えません。
自社サービスが人工知能を搭載した先進的なサービスであることを謳い文句にしている様々なサービスが、至るところで喧伝されています。

 個人的に興味があるのは、自動車の自動運転です。
人間が運転するよりも安全性が高くなるようであれば、第一章で述べた諸所の問題点を改善し、すぐにでも本稼働できるようにしていただきたいものです。

 本書は、画像認識サービスを構築するためのサンプルアプリケーションを紹介する書籍です。
画像認識は、人間が持つ五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のうち、「視覚」に該当します。五感の中で最も人間が利用しているのが、「視覚」だと言われています。
(視覚:83%、聴覚:11%、触覚:3%、味覚:2%、嗅覚:1%)
そのため、視覚に関する人工知能の利便性が、他の感覚よりも高いのではないでしょうか。
(私が聴覚に関する書籍を執筆するより、おそらくは本書の方がより多くの読者に読んでもらえるでしょう)

 本書は、すぐにでも画像認識を試すことができるように、ソースコードを多めに掲載させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
また、ダウンロードできるサンプルのなかにも、本書には掲載していないいくつかのプログラミング言語で書かれたものも含めました。
ご活用いただければ、これに越した喜びはありません。

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