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画像認識プログラムを作ってみよう - 第一章「画像認識の技術について」 - 日本政府の人工知能への取り組み

人工知能の活用については、日本国政府においても積極的に推進しています。例えば、総務省では「AIネットワーク社会推進会議」なる会議を開催し、積極的に人工知能に関する意見交換と学習の場を設け、国内における人工知能の研究と開発、利活用を促進しようと邁進しています。

 1990年代前半にバブル崩壊を迎えた日本経済は、「失われた20年」とも言われるほどの低迷期を迎えています。かつて世界経済をけん引した日本メーカーの優れた製品は、現在では海外製品に押され気味です。
当然、このような状況を打破するために、日本政府は国力をあげて次なる産業、人工知能やBig Dataを活用した次なる産業革命の促進に尽力しています。人工知能やBig Dataを活用した「次なる産業革命」は、「第四次産業革命」と呼ばれています。

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 現在、経済産業省では同省が掲げる政策について、「60秒解説」というWebページを設けて解説しています。
その中で、第四次産業革命についての戦略を、次のようなイラストで表現しています。

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経済産業省 第4次産業革命 -日本がリードする戦略-
https://www.meti.go.jp/main/60sec/2016/20160729001.html

 また、冒頭でも述べたとおり、総務省では「AIネットワーク社会推進会議」なる会議を開催し、人工知能の利活用に邁進しています。

総務省 - AIネットワーク社会推進会議
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/ai_network/

さらに、内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省が合同で、「人間中心のAI社会原則検討会議」なる会議を開催し、人工知能の研究・開発・利活用における倫理的基本原則の調査と検討を行っています。

・人工知能やBig Dataの活用した次なる産業革命のことを、「第四次産業革命」と言う。
・日本が経済面においても最新技術の面においても世界のリーダーとなれるためにも、日本政府は積極的に「第四次産業革命」への舵取りに力を注いでいる。
・人工知能においても、日本政府は内閣府を中心に、その研究と開発、および利活用において倫理的な基本原則の調査と検討を行っている。

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