見出し画像

いっぷくの必要性。

どうもこんばんは、SPY×FAMILYにハマっているイカちゃんです(映画も観に行くぞ)。

さて、今日は仕事現場での「いっぷく」についてお話ししたいと思います。
「いっぷく」と聞くとタバコを吸うことを指すようなイメージがあると思いますが、仕事現場では休憩をとるという意味で使います。
こういうのは肉体労働系だけでしょうかね。

僕は大工の仕事をしているのですが、10時と15時になると30分くらい休憩します。
他の業者さん(板金屋さんとか電気屋さんとか配管屋さんとか)がいるときは一緒に休憩しますし、お客さんがお茶を出してくれることもあれば自分たちで用意することもあります。

この「いっぷく」がとても大事なことだと思っています。
単に体を休めるだけではなく、コミュニケーションの時間、思考整理の時間になっています。
「いっぷく」の相手は一緒に現場を作り上げていく他の業者さんだったり仕事をお願いしてくれたお客さんです。

まず業者さんとの時は、世間話(周りは60代が多いので年金の話がよく出ます)することもありますが、工程の調整とか困っていることの相談とかします。「ここはこんなふうに作ってもらえると助かる」みたいな感じです。
これによってその後の工事でコミュニケーションも取りやすくなるし現場も円滑に進むようになります。
自分だけ進めばいいやという考えの人がいると他の人はとても困ります。現場が混乱するし、工程にも遅れが出ます。
だから会話(コミュニケーション)をしやすい場にするためにも「いっぷく」は大事です。

それから、仕事を依頼してくれたお客さんと一緒にいっぷくすることもあります。
主に住宅の工事をやっているので、リフォーム工事だと現に住んでいるお宅で工事をさせてもらいます。
そういう時は世間話(これは必須です)もしますが、工事以外の家の困りごとを相談されたりします。
知ってる範囲でアドバイスしたり、業者さんを紹介したりすると喜ばれるし、その後も仕事をお願いされたりしやすくなります。
それに縁がつながり他のお客さんを紹介していただくこともあります。
ありがたいことです。

たまに一人でいっぷくするのですが、そのときの自分を整理する時間にしています。
色々なことが同時進行していると頭がパニック状態になることもあるので、紙やスマホに書き出して優先順位とか解決方法とか考えて整理します。
飲み物は決まってドリップコーヒーを淹れます。
こんな時間もたまには必要で重宝しています。

こんな感じで「いっぷく」は僕にとっては結構重要な時間という位置付けになっています。
休憩時間ではありますが身体は休ませて頭は働かせておくという効率の良い自分の使い方ができます。
みなさんもそんな感じでぜひ休憩時間を活用してみてください。
ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?