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お店をやる意義。

どうもこんばんは、上下巻の本を手にすると、読まずして満足感を手に入れてしまう僕です(積読にせずしっかり読みます)。

今日はものすごく良い天気で、外にいるのが気持ちいい日でした。こんな日はどこかに出かけたくなってしまいます。
さて、お店を営んでいる意義みたいな堅苦しいようでそうでもない話をしたいと思います。
今日は水曜なのでaiueomiseの開店日でした。僕は普段は仕込みやあんこづくりやデザイン的な部分を担当しているのでお店の開店日にそこにいることは少ないですが、今日はたまたまお店にいました。
そこであった出来事が「何のためにやるのか」ということを考えさせられたのです。
店内には赤ちゃんを抱っこしたママさんがいて、そこに続いて40代くらいの女性が並んでいました。
女性がお店に入ってきて、赤ちゃんのことを「かわいいですね」と言って微笑んでいました。
ここまではたまに見られる風景なのですが、そのママさんと赤ちゃんが帰った後、女性の目から一筋の涙がこぼれ落ちたのです。
すかさず妻がティッシュを渡していたのですが、「久しぶりに赤ちゃんを見たら涙が出ました」とおっしゃっていました。
僕はそれを聞いて、これはお店をやっていなきゃ起きなかったことだし、すごく良い風景だなぁと心の底から思いました。

お店を営むと一口に言っても色んな考え方があると思います。
例えば、とにかく売って売って売りまくるが信条の店、お客さんとのコミュニケーションを大切にするお店、何でも揃えることをモットーとするお店などなど。
どれがいいとか悪いとかではないけど、aiueomiseはやはりお客さんにおやつを通して少しでも自分へのご褒美の時間を持ってもらったり、誰かと誰かの接点になるようなおやつを用意したりすることでお客さんの幸せにつながるといいなぁと思っています。
ちょっとふわっとした感じですがそれを妻はやっているのだと思います。

それから、僕らのお店はまだまだ未熟ですが、この風景はaiueomiseがあってこそのもののはずだし、少なからず応援してくださるお客さんもいてくれるのでお店が長く続くように色々考えていきます。
生々しい話ですがちゃんと利益を出すことはお店を続けるためにはとても大事です。
そしてそれをまたお客さんの幸せに還元していくという循環を作っていけたら最高です。

年末の足音が近づいてきて、もうまもなく今年を振り返る時期になりますが、今日感じたことは本当に大きかったと思います。
ではまた。

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