ウデマエ差があるフレンドと遊ぶときに気にしてほしいな、と思うこと【スプラトゥーン2】

今回は、非常に主観的な内容ではあるが(というか元々最初の投稿が体験談なんだから今さらか)、自分がウデマエ差のあるフレンドと遊ぶときに気にしてほしいこと、を話そうと思う。

スプラにおけるウデマエ差は、その通り「上手いか下手か」に直結している。隠さずに言ってしまえば、ウデマエの高い人は上手い。ウデマエの低い人は下手だ。ただし、スプラが上手いから人間性が素晴らしいとか、スプラが上手いから頭もいいとか、スプラが上手いからイケメンとか、そういうことにはつながらない。スプラが上手い人は、スプラが上手い、それ以上の付加価値はないということは、大前提として明記しておく。(もちろん、スプラが上手くてイケメン、スプラが上手くて賢い、という人も当然に存在はするのだがここではイケメンや賢いことは省いて話をする)

さて、そんなウデマエ差のあるフレンドとの遊び方。特に少しウデマエ差が顕著な場合(具体的に言うとパワーで300以上、ウデマエでもX帯とA帯くらいの差)は一緒に遊んでいいものか…と不安になったりする人も多いのではないだろうか。私が勝手に思う、ウデマエ差のあるフレンドとの遊び方のコツ(というかこうする/されるだと気持ちよく遊べる)をメモしておこうと思う。

●パターン1 フレンドのウデマエが高い(フレンドが上手い)
何かの縁でつながったフレンドのウデマエが自分より上手かったとする。例えば自分はB帯でフレンドはX。このときにフレンドと一緒に遊ぼうか、となったとき、あなたならどう思うだろうか?ウデマエ差を気にして遊ばないという選択肢はもちろんあるだろうが、フレンドはあなたと遊ぼうと話が出ている。このような話が出たときに遊ばないということは、フレンドと遊びたくないという意思表示にも見える。となると、この返答は、ウデマエが下の人間が「フレンドをウデマエで選別している」ようにも見えないだろうか?私にはそう感じてしまうことがある。

さて、この場合の遊び方であるが、私ならこうするという話を書いておく。まず自分のウデマエ(フレンドより低い)を伝えた上で、声をかけてくれたり、あるいは声をかけていい場面を確認したらいいと思う。いつでも声をかけていいよ、ってフレンドが答えたら遊びたいと思った時に声をかけてあげるとフレンドはかなり喜ぶだろう。声をかけてくれるときはだいたい大丈夫なときだから、遊びたいとさえ思ったら声をかけていいと思う。ただ、フレンドが練習やガチマッチを想定しツイッター等で広く募集している場合は要注意だ。この場合、フレンドは同じウデマエ帯で戦うことを想定していることが多い。この時は自分が参加していいものか様子を見て、特に大会練習を想定した募集等では自分が条件に合っているかを確認してから挙手するべきと思う。

●パターン2 フレンドのウデマエが低い(フレンドが下手)
パターン1の逆、自分の方がウデマエが上で、ウデマエが低いフレンドと遊ぶ場合はどうしたらいいか。ただ誘えばいいといえばその通りなのだが、ほんのちょっとだけ配慮があるとフレンドは一緒に遊びやすくなるのであえて明記しようと思う。

まず、フレンドはあくまで遊ぶパートナーであり、先生生徒の関係ではない。もちろん遊ぶ関係性が出来上がって先生役を求められたり指導してほしいと言われればそれに応えたらいいのだが、求められてもいないのにプレーのダメ出しをするのは避けるべきだ。あくまで一緒に遊ぶことを楽しむのがいいだろう。(これは逆に相手が求めていたら言ってあげるべきことでもある。求めていたら。)
次に、フレンドは自分を誘いづらい。ウデマエを下げるほうに合わせることはできても逆は不可能だからだ。なので、ウデマエが高い自分がフレンドに先に声をかけてあげると、まずは関係が安定しやすいだろう。何度も遊ぶ中で、ウデマエで判断しない、フレンドと遊んでいることが楽しいということが伝わればどちらが誘おうが問題はないだろう。
最後に相手に敬意をもって接するべきである。これはどんなゲームでも、ゲームどころか人と関わるとき全てにいえる話になるのだが、あえてこのパターン2の方で書いておく。というのも、スプラで遊ぶ以上フレンドよりウデマエの高いあなたは『ウデマエ●の人』というラベルが付けられることは避けられないからだ。この記事の前提として話した「ウデマエ差はスプラが上手い、下手ということ以上の付加価値はない」という事実があるのに、ウデマエが高い人は偉い、賢い、人徳がある…等々付加価値をつけて見られがちだ。だからこそ、その付加価値眼鏡をかけて見られないよう、相手には最大の敬意を払って接するべきだろう。

●パターン3 同じくらいのウデマエの場合(自分≒フレンド)
この同じくらいのウデマエ帯のフレンドというのが一見付き合いやすそうに見えるのだが、実は一番付き合い方を気にしないとすぐに亀裂が入ったりするのだ。というのも、「ウデマエは変化する」からだ。ガチマッチに行けばウデマエは上がったり下がったりする。これによって、元々同じウデマエだったフレンドがパターン1になったりパターン2になったりするのだ。その時にそっちの立ち位置で…となってしまうと、相手はこれまで下の付き合い方をしていたのに突然上の付き合い方してきて…というところから、だいたいアイツは偉そうでそういえばあの時の不満があって~という話につながりやすくなる。
このため、同じくらいのウデマエのフレンドと遊ぶときは「ゲームとの向き合い方」「ゲームを通じて共感する部分の確認」「楽しみ方の共有」等が大事になってくる。これらは人間同士の付き合いの中で習得していくことが人間関係を構築するうえで重要だ(実生活でも同じですね、〇×ボタンで決まらないのが感情)。フレンドと遊びながら、この人ともっと遊びたい、この人をもっと知りたいと思ったら声をかけて話してみるのがいいだろう。

私もこれまでゲームを通じていろんな人と出会い、話してきた。上記が上手くいった例も上手くいかなかった例もあるのだが、基本的に
『人間同士が付き合っている』
ということは頭に入れておき、相手を尊重することがベストな選択肢だろう。良き出会いがゲームライフを豊かにすることは自分自身で証明済み。みなさんも楽しいゲームライフになりますように。

※念のため付言しておきますが、そもそもの人間関係のベースがあってスプラをそこに乗せた話です。ネットでもリアルでも友人付き合いが苦手な人は、そもそもこの話は全く役に立たないのでスルー推奨です。

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