特別な花のおはなし
こんにちは!キンモクセイの香りが漂う季節になりましたね!就活するのが怖くて現実逃避しているいかみりんです!
今回は日常系ブログです。ゆるりとご覧ください。
8月上旬、祖母の家に行きました。
この時まだ祖母は存命でしたが寝たきりで、ベランダで育てていた植物のお世話ができない状況だったので、母がベランダを片付けました。
そのときに小さな球根(なんの植物か不明)が出てきて、持って帰っていいよと言われたので、ちょうど「ガーデニングを嗜みたいなぁ」と思っていた私はその球根を持ち帰り、数日後にポットに植えました。
9月下旬、祖母が亡くなり、葬儀が終わった翌日に植えていた球根を思い出し、様子を見たらポットから小さな芽が出ていました。(写真撮り忘れてしまったけど…)
偶然とはいえタイミングがあまりにもあっていたので、特別な何かを感じてしまいました。
そして、これが祖母の形見なんだなぁ、という意識が私の中でも芽生えました。(植物だけに!)
で、この植物なんだろう…?
小さな三つ葉がいくつか出ていました。
三つ葉でパッと思いつくのが、「シロツメクサ」と「カタバミ」でしたが、シロツメクサは球根を作らないし、かと言ってカタバミほど葉っぱがハート型ではないから謎のまま…。
(筆者は現在植物の研究をする研究室に所属しているし、自然観察と雑草図鑑を読むのが趣味だったので、雑草にはちょっとだけ詳しいです。しかし園芸用の植物には詳しくないです。)
花が咲いてからなら同定しやすいかな?もう少し育つまで待ってみよう。
10月頭、成長が早いもので、葉が大きくなり、つぼみも出来てきました。
もう少しだよ、がんばれ〜!
10/10、ピンクのお花が咲きました!!サイズは500円玉くらいかな。
花の形を見ると、やっぱりカタバミの花と似てるなぁ…。
これ以上は自分の知識ではどうにもできなかったので、Google検索に頼りましょう。
まずは「カタバミ 球根 ピンクの花」で検索してみました。
検索結果の画像欄には似ている花の写真がいっぱい出てきました。
そして、サジェスト欄にも、何やら見知らぬ名前が…!オキザリス…?もしかしてこの子がそうなのかな…?
つづいて「オキザリス」で検索。
検索結果を見てみると、家の花と同じような花の写真が「オキザリス」としてネットの海に存在していました。
ということで、この子は「オキザリス」だそうです。
「オキザリス」はカタバミ属の学名Oxalisからきており、カタバミの仲間だそうです。
いろんな園芸用品種が流通しており、ピンク色以外にも白、黄色、紫の花が咲くものがあるそうです。
ふわっとしたヒントから正解に辿り着けるGoogle検索のすごさを改めて実感しました。
こういう検索するテクニック?は、大学・大学院で日頃からいろんな調べごとをしていたおかげで身に付いた気がします。
このテクニックは、推しの洋服やアイテムを特定するときにも役に立ちます。(突然のオタク要素)
話を戻して、今度はオキザリスの花言葉を調べてみました。
「あなたと過ごしたい」
「母親の優しさ」
「輝く心」
「喜び」
「輝煌」
「決してあなたを捨てません」
上の2つは祖母を思い出して、心にグッときました。(ちょっと泣きそう)
祖母の形見である「オキザリス」、大切に育てよう…。
こんな感じで、「オキザリス」が私にとっての特別になったお話でした。
おまけ
街中で自然観察してるときあるある。
不審者に思われる、具合の悪い人に間違われる。
おそろしく小さいカタバミの花、オレでなきゃ見逃しちゃうね!
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