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liveとlifeの話。

昨日は、面接が終わってから、モヤモヤを晴らすために、東京まで3markets[ ]のライブを見に行ってきた。

3markets[ ]を知ったのは、十年以上前である。
あの時は、3人だったメンバーが、入れ替わったりして、今では、4人でやっている。
ボーカルの風間さんという人は、自称メンヘラなのだが、
歌っているときは、その片鱗を感じさせないほど、やりきるし、格好いい。まぁ、ほんとのメンヘラだったら、バンドメンバーを集めたり、ライブをしたりできないような気もするけど。

でも、彼のつくる歌の歌詞は、確かに病んでいると思わせる部分もある。
例えば、唐揚げにレモンかけていいですか?と、本気で聞いてみたり、社会のゴミカザマタカフミ(彼の本名)と、叫んでみたり、ホームパーティーでひとりで、アルフォートをアルコールで流してたりもしている。(注:歌詞の話)

でも、身近なのだ。

多分、見に来ている沢山のお客さんも、共感し、勇気づけられているのだろう。

私は、ステージ上の彼しか知らないが、曲を作って、メンバーと練習して、ライブして、CD作って、バイトして、彼女と一緒に暮らしてる彼は、私からしたら、メンヘラではないと思っている。

でも、ご本人は、きっとすごく苦労されてるだろうし、他人にそう思わせないように頑張っているのかもしれない。
本当のメンヘラは、そうなのかもしれない。

たぶん、誰よりも繊細だから、傷つきやすくて、疲れやすい。自分に厳しいから、自分を責めてしまうのだろう。
過去に、愛されたいと渇望したことがあるからこそ、誰よりも愛したいと思うのだろう。

そして、それを惜しげもなく、かっこつけず、ありのままの言葉で、格好いい曲に合わせて、誰かのため、そして彼自身の為に歌うのだ。

弱さを見せつけるのだ。
そして、それが人々の心を打ち、勇気づけているのだ。

私は、ライブに行く度に思うことがある。
彼が生きてるなら、私も生きていけるかもしれないと。

と、これは、彼が死んだら、私も死ぬとか、そういう感じではなく、ただ単に、遠くに住む友人が頑張ってるから、
私も頑張るみたいな感じである。

さんざん、もがき苦しんできたであろう彼が、幸せになることは、私にほんの一筋の光を見させてくれるのだ。

だから、私は彼らのバンドのライブに行くのだ。
彼らが元気で頑張っているのを見に行くのだ。
私も、元気で頑張るために。

というわけで、昨日はライブを見に行き、モヤモヤがすっきりしたという話でした。

そして、昨日受けた面接、無事受かりました。
良かった。

これからも、生きていけそうです。

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