ネガティブ・ケイパビリティを考えるヒント⓪ ~分からないことを恐れるな~
分からないとは、分けられぬということ
つまりそれで一つということだ
神は一で完結する
では、一なる世界の全てを理解できるのか
世の中の不可思議、それら全てを知りえるのか
会得の前に飛びつくと、それより先には進めない
分かりたければ待つしかない
分からないことを受け入れよう
その力を、詩人キーツは、ネガティヴケイパビリティと呼んだ
ソクラテスは無知の知と呼び、現象学者はエポケーと呼んだ
分からないままを、恐れてはいけない
分かろうとして、易きにすがってはいけない
悪魔だけがそこにいて
恐れた者を待っている
真実を知りたければ、待つしかない
分からないでいることを、恐れてはいけない
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最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。