美女と音楽
このところユーチューブで映画の名場面集のようなモノが良く出て来る。
観たことのない映画だが、サウンドトラックは荘厳で素晴らしい。それを背景にしても「様になる美女」が登場してくる。
古くはオードリー・ヘップバーンやカトリーヌ・ド・ヌーブ、新しいものだと『小さな恋のメロディ』のトレーシー・ハイドのダンスのシーンなど数多くある。これらを上げたらきりがない。
イーズカが好きな美女は2名いる。『バリ、テキサス』のナスターシャ・キンスキーと、『ジョー・ブラックをよろしく』のクレア・フォラーニである。
『パリ・テキサス』はヴィム・ベンダース監督の「光と色」に拘った映画である。失踪した妻を探す主人公は、場末の「のぞき部屋」で再会を果たす。
マジックミラー越しの映像が見事で切ない。
実際には在りえない方法で、互いの顔を確認する。幸せだった頃の妻の、水辺での姿がオーバーラップする。
『ジョー・ブラックをよろしく』は、ある種のオカルト映画の要素も持つ。これを見ているとアメリカ人の宗教観と神の存在が類推できるが、余計に分からなくなる。
まあそんなことよりクレア・フォラーニが美しい。パーティのシーンでロングドレスを着ているが、カラダのすべてのラインが露出しても何の躊躇もない。表情も美しいが、カラダが本当に潔い。
こんなに美しいカーブを見てしまうと、神の存在を考えずにいられなくなる。
エンディングのウクレレの曲が印象的である。
両方とも映画のDVDと、サントラCDをセットで持っている。