創作日記 その14
小説も随分と書き進んだ。このところは書き足しと直し、並行してやっていた。
近所の神田川のサクラも7分咲きくらいになって花見客も多いが、道すがら遠くから眺めるだけである。
集中力が継続しているので、語尾のオカシナところや、統一感・連続感の無いところが音読で読むと気になる。この手の違和感は瞬時に直すことができる。
ここ2日間でほぼ書き上げたので、あとは校正と直しである。400字換算で200枚以上あるものを、まずはプリントして赤ペンで直していく。
作業としてはパソコンの画面上でやる方がラクだが、マトモな校正にならない。
誤字脱字の文字校正は別として、直しは一からすべて書き直した。下手に既に書いた文章を使うと、直す前の雰囲気に引きずられる。
書き直していると、思いがけない表現になることもある。考えるよりも、書いてしまった方が早い。アタマよりも指先で考えている。
お陰で指先がボロボロになった。
とにかく土曜日までに現在の直しと、書き足しを完了させる。日・月・火の3日間は、構成の再編集と、章まるごとの書き直しである。
締切日の水曜はプリントだ。これだけの分量だと大体プリンターがトラブルを起こす。
家と仕事場の2か所のプリンターを使っているが、両方とも業務器ではないので物量に弱い。今日も仕事場のプリンターで打ち出してみたが、紙送りミスだのインク切れだのと大苦労した。
だから1回ですんなりプリントできるとは思っていない。一日がかりの苦行となることを想定している。
早く、ノートパソコンをパナソニックの「レッツ・ノート」にして、プリンターを業務用のレーザープリンターにしなくてはならない。
家庭用のパソコンもインクジェット・プリンターも、とてもではないが仕事には使えない。子供のオモチャである。
そのためにも、小説を仕上げなくてはならない。
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