オートバイ
日曜日は近所のレンタルバイク屋に行ってみた。休業中でありました。
さらに山手通り沿いのスズキのショウルームに行ったら、空いてはいるもののそこそこに客が居た。スズキには「カタナ」という名車がある。ジウジアーロ・デザインだったと思う。しかしスズキも良いバイクを出している。
いまや1000ccを越えると100万円を超えるが、いたし方ない。性能も装備もすさまじい。
続いて、新目白通り沿いの桜井ホンダに行ってみた。ホンダVFR800に乗っている時はここでメンテしていた。最後に売り飛ばしたのもココである。
2階にUSホンダのクルーザー「ゴールドウィング」が置いてあった。1800ccで、3.018.400円である。両ひざ前のカウルにスピーカーが付き、冷暖房まで付いている。これに諸経費を入れると400万円近くなる。イーズカがワルキューレ1500ccの盗難に遭い、バイク無しでローンを払い終えた時に買った、ホンダS2000というオープン2シーターのスポーツカーに近い価格である。
イーズカは技術も無いくせに結構なスピード狂である。ホンダS2000では、鈴鹿サーキットの公式コースを13周ほど走ったことがある。まるでヤスリの上を走っているようで、13周でタイヤはボロボロになった。この時は時速200キロを楽に超えていて、ヘルメット着用が義務付けられていた。
バイクでもスポーツカーでも東名高速で静岡の実家まで往復していたので、フェラーリやポルシェとバトルを繰り広げていた。
バイクのVFR800はヨーロッパ仕様車の逆輸入だったので、VFR1200と同等の性能があり、コルベット・スティングレイとBMWの特別仕様車の3台で御殿場から東京までバトルを繰り返し、山手通りに入ってまでコルベットとはつるんでいた。
性能が桁違いに高いので、それほど危険な運転をしなくても圧倒的なパフォーマンスができる。まあしかし、操作を誤ると一瞬にして即死する。そんな風圧に耐えられる肉体を保持している。バイク操作はダンスに近く、カラダをくねらせながらカーブに突入して抜けていく。倒したバイクを立て直す時に、柔軟性が役に立つ。
桜井ホンダでは「アフリカ・ツイン」という1100ccの巨大なオフロードバイクのセールをやっていた。パリ・ダカールレースへの参戦車である。液晶のタッチ画面でオーディオからナビゲーションまで操作できる。4輪車以上のスペックがあり、渋滞もすり抜けられる。
VFR800はいまや150万円以上する。低重心になり立ちコケの心配は無いが、白バイに採用されている車種であり、CB1300を凌ぐスペックがある。そしてVFR800とNC750のカタログを貰って来た。
ああ、バイクに乗ってストリート・ファイティングマンをやりたい、と思いながら帰って来た。ひとり遊びなので、濃厚接触など関係ない。
しばらくはレンタルバイクで構わないが、高いバイクが欲しいかといえば、欲しい。革ジャン・革パンツ・ヘルメットは最高級品をすでに装備している。何よりも屈強な肉体を保持している。
ドゥカッティやモト・グッチを蹴散らしてやりたい。
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