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みんな我が道を行くポーランド家族

ポーランドの家庭、というか、このホストファミリーが特殊なのかもしれないけれど、楽しい。

ホストファザーは元シェフだったのに、農場を購入し「緑の休暇村」的な施設を運営し、多くの子どもたちを受け入れている。お母さんはエンジニアだったのに、外で自由に仕事をしたいという想いに駆られ、この場所でバイトで働き始め、結婚に至った。家、道、池、全てのものを一から作り、可愛い子どもたちやペットに囲まれて楽しそうに生きている。

ポーランドの子どもたちは14歳で自分の専門性を決め、15才からは専門の高校に進学をする。長男エリックは、両親と進路について話し合いを重ね、軍隊の学校に行くことを決めた。14歳で自分の人生を決めるのは、少し早いような気もするが、両親が様々な選択肢を挙げ、「アーミーかな」という感じで決めたようだ。もちろん、その時点で決められない子は「とりあえず」大学に行き、大学で考えるという人もいる。というか最近はそちらの方が多いらしい。

ポーランドは小学校から大学まで学費が無料なので、それをうまく利用しながら自分の人生をゆっくりと決める人が最近は多くなっているようだ。

この家の子どもたちは自分の部屋から出てこない。出てきたなと思ったら、冷蔵庫の中を物色し、何かを持って自分の部屋に行ってしまう。妹はヌテラとiPadを抱えて行動しているし、弟はポップコーンを作っては部屋に消えるを繰り返す。エリックなんて彼女の家にずっと泊まっていて今週は家で見ていない!笑 なんてクセ強家族なんだ!!

ヌテラ大好き妹とポップコーン少年

進路を早いうちから決める分、自立も早いのかもしれない。それでもメシくらいは、同じものをみんなで食べたい気もするが。それも文化、違いなのかな。

過去の旅の記録はnote.から


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