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横国大入試結果改ざん教授についての偏向報道

横浜国立大学の教授が、学生の成績を恣意的に評価して、つじつまを合わせるために学生が提出した課題を捏造したり、留学生プログラムの入試(定員12人)の合否判定で、他の教員の評価点を改ざんしたりしたとして、懲戒解雇された、というニュースがありました。

これ自体、大きな問題ですが、これを伝えるメディアの報道にも大きな問題があることを発見してしまいました。

私は最初、このニュースを読売の記事で知ったのですが、当該記事のタイトルには「『多様な国籍の学生を入学させたかった』留学生入試で他の教員の評価点改ざん」とあり、記事内にも次のように記されています。

大学の発表によると、教授は20年2月頃、PR動画や小論文などを評価対象とした入試で、他の教員がつけていた評価点を改ざん。教授は聞き取りに、「多様な国籍の学生を入学させたかった」と説明したという。

私はこれを読み、なるほどなるほど、ひとりで勝手にアファーマティブアクションですか、ほーなんて思ったわけです。

ところが、他のメディアの報道には、改ざんをした理由として、

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