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イランは日本をバカにしている

中東歴訪中の茂木外相は22日、イランのライシ新大統領と会談しました。

以前こちらに書いたように、茂木氏は

停戦合意後も緊張状態が続くイスラエルとパレスチナ自治区や、核合意復帰をめぐって駆け引きを繰り広げるイランと米国の間をそれぞれ仲介し、この地域での日本の存在感を高めたい考え

でイランを訪問したわけです。

目的をもって行ったわけですから、その目的は達成されたのかどうか、検証が必要です。

NHKは「茂木外相 イラン大統領と会談 “核合意への早期復帰が重要”」という記事を出しており、次のように記しています。

この中で茂木大臣は日本とイランが築いてきた伝統的な友好関係をいっそう強化するとともに、ワクチンの供与など新型コロナウイルス対策などでさらに協力していきたいという意向を伝えました。

でました「伝統的な友好関係」。

つまり茂木氏は、2019年と今年の2回、イランが日本のタンカーを攻撃し被害が出た、死者まで出たことについては抗議ひとつしなかったわけです。

このことを、イランはどうみているのか、実によくわかる報道があります。

イランのPars通信はこのことを次のように報じています。

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