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飯山陽のメディアが伝えない本当の世界

月4回以上発行(現状、実質的にほぼ毎日更新)の月額購読マガジン。現実を著しく歪めて伝えるメディアに騙されない力を身につけたいと思う方のために、世界で本当に起こっていることは何かに…
中東やイスラム関連の最新情勢の分析に加え、多様性、ジェンダー、フェミニズム、環境、差別、移民など大…
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2020年10月の記事一覧

「キリスト教VSイスラム教」欧州宗教戦争の幕開け

オーストリアのウィーンで、約50人のトルコ系イスラム教徒が教会に突入し、「アッラーフアクバル!(神は偉大なり)」と怒声を挙げながらベンチを蹴ったり暴れまわったりする事件が発生しました。 これはフランスで始まった預言者ムハンマドの風刺画をめぐる一連の事件のひとつだと位置付けて、ほぼ間違いないと思われます。 これについてオーストリアのクルツ首相は次のようなメッセージを出しました。

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マハティール「ムスリムはフランス人を殺す権利がある」

昨日、マレーシアの元首相マハティール氏が「イスラム教徒は過去の虐殺の見返りとして、何百万人ものフランス人を殺害する権利を有する」とツイートしました。 しばらくするとツイッター社はこのツイートにフラグを立て制限をかけましたが、ツイート自体は放置。 その後、フランス当局がツイッター社に直接抗議したのを受け、ようやく削除に至りました。 このツイートはもともと、マハティールのブログから転載されたもので、ブログには本文がまだ残っています。 このツイートの何が問題か。私のnote

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なぜフランスで斬首テロが頻発するのか?

またフランスで首を切り落とす斬首テロが発生しました。 まだ詳細は明らかではありませんが、警察は女性一人がニースにあるノートルダム教会内で斬首され、他にも2人が死亡、複数人が負傷したと発表しています。 検察はテロ事件として捜査を開始しました。 ニース市長は、容疑者が教会に入る時や、警察に取り押さえられる時などに、繰り返し「アッラーフアクバル!(神は偉大なり)」と叫んだと述べています。 ほぼ間違いなく、イスラム過激派テロです。 ナイフで首に切りつけたり、首を斬り落とした

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中田考は飯山陽について何と言ったか

中田考氏と私の共著『イスラームの論理と倫理』について、両著者と編集者のインタビュー記事というものが出ました。 本書執筆の裏話についてはこちらにも書きましたが、今回、中田氏のインタビューというのを読み、どうにもこうにも我慢がならん!という怒りが爆裂しました。 中田氏はインタビューで、「飯山さんの文章を読んでどんな感想をお持ちになりましたか?」とたずねられ、次のように回答しています。   中田 「正直あまり真面目に読んでないので、まあ、いいんじゃないでしょうか(笑)。」

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金持ちの子はインターに行く時代

みなさん、こんにちは!ご機嫌いかがですか? 突然ですが先日、金持ちの友人と話をしていたところ、東京の金持ちは最近、自分の子供を幼稚園や小学校からインターに入れる傾向がある、と言っていました。 その金持ちの友人は、周りもみな金持ちらしいのですが、聞くところによると

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領域支配、斬首、女奴隷…イスラム国の現状

日本ではすっかり報じられなくなり、消滅したと思っている人が多い「イスラム国」ですが、私が折に触れ強調しているように、イスラム国は全く消滅などしていません。それどころか、今も元気いっぱいに大活躍しています。 私がそれを強調するのは、日本人が「もうイスラム国とかアルカイダとかは消滅して、イスラム過激派問題は終わったんだ」と油断すると、

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預言者ムハンマド風刺画問題に見る文明の衝突

フランスのマクロン大統領が「我々は風刺画をあきらめない」と宣言したことに対し、アラブ諸国でフランス製品不買運動が広がっているという記事が日本語でも出ました。 ヤフーのコメント欄を見ると、「イスラム教徒の嫌がることをやったフランスが悪い」というコメントが圧倒的に多いことに驚かされます。 TBSの記事に至っては、 「過激主義者への取り締まりは必要なんですが、一方でテロ対策の名のもとにフランスに400万人いるイスラム教徒全体への締め付けにつながっていないかは注意すべき点です。

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イスラム国がフランス教師斬首テロ実行犯を称賛

イスラム国が最新の週刊誌『ナバア』に、フランスにおいて預言者ムハンマドの風刺画を授業で見せた教師の首を切断して殺した犯人を褒め称える記事を掲載しました。 この実行犯は生前、シリアにいるイスラム過激派と連絡をとっていたと伝えられてはいますが、イスラム国に忠誠を誓ってはいませんでした。 にもかかわらずイスラム国が彼を称賛しているのは、

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自殺の巻き添えで女子大生が死亡したのは社会が悪いのか?

大阪・梅田の商業施設から転落した男子高校生にぶつかり、意識不明となっていた女子大生が亡くなったと報じられました。 この件については昨日、キャリアコンサルタントの境野今日子氏が次のようなツイートをしていました。 なるほど、この人は、「男子高校生が自殺したのは、人を生きづらくして追い詰めている世の中のせいだ」と主張しています。 しかしこれは詭弁です。 「一人で死ね、じゃねーよ」とイキっておられますが、「いい子ぶろうとして、イキってんじゃねーよ」とお返ししたいと思います。

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クラビ@タイの極上リゾートホテル、ラヤヴァディ

みなさん、こんにちは。今日はイスラムも世界情勢も関係なく、今、私が来ているリゾートホテルをご紹介します。 タイ南部のクラビというところにある、ラヤヴァディというホテルです。 ここは「世界の行ってみたいホテル、ベスト10」

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「表現の自由を教え首を切断された教師」をどう考えるか

昨日パリ郊外で、男が中学の歴史教師の首を切断し殺害する事件がありました。 男は駆けつけた警察官に対し「アッラーフアクバル(神は偉大なり)!」と叫んだそうです。仏マクロン大統領はこれについて「イスラム過激派のテロ攻撃」だと述べました。 当該教師は最近の授業で、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を見せていました。 「そんなことをしてイスラム教徒の心を傷つけたから悪いんだ!」と思う人もいるかもしれません。 しかし私は以前も書いたように(「シャルリーエブドは悪くない」)、こ

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イスラム教徒の土葬をめぐる問題

土葬するための墓地を作りたい在日イスラム教徒と、土葬を忌避する住民との間のトラブルが報じられることが多くなりました。 昨日も読売新聞が「ムスリム墓地巡り隔たり」という記事を出しています。 取り上げられているのは大分県日出町の事例で、記事には、「別府ムスリム協会」のカーン・ムハマド・タヒル・アバス代表は「時間がなく、私たちはとても困っています」と理解を求めた、とあります。 一方住民は、墓地予定地の約1キロ下に、農業や畜産業で利用するため池があることを問題視しているようです

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私が中東イスラム研究業界を離脱したわけ

みなさん、ご機嫌いかがですか? 日本学術会議の会員任命問題、まだこじれているようですね。 私は中東イスラム研究業界にいたので、世の「偉い」とされている教授たちがいかに浮世離れしているかを実感をもって知っています。 なんというか…オレは世界一の賢者で

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朝日新聞のイスラム過激派擁護記事

朝日新聞は昨日、「『フランスの価値観守れ』 イスラム主義の規制を強化へ」という記事を出しました。 冒頭には、次のようにあります。 「フランスのマクロン大統領は、イスラム過激派対策として、モスクへの規制強化などを盛り込んだ法案を年末までに提案する方針を2日に示した。公の場所に宗教を持ち込まないフランスの原則を徹底させることが柱だ。テロが相次ぐなか治安問題に強い姿勢を示すことで、1年半後の大統領選で保守層の支持を得る狙いが透ける。イスラム教徒側からの反発を招く可能性もある。」

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