見出し画像

NPO主導で社会的インパクト評価をちゃんとやりたい

本日色んな幸運に恵まれてソーシャルインパクト・セミナーに参加してきました。
忘れないうちに書き留めておこうと思います。

社会的インパクト評価(ソーシャルインパクト評価)って何?

詳しくはSIMIのホームページを見てほしいですが、個人的な言葉でまとめると「社会課題に対してどの程度影響を与えたか」を標準化したプロセスで評価することだと捉えました。
この標準化したプロセスっていうのが難易度が高すぎたり、工数かかりすぎる割りにリターン見えないって感じなのですが笑

でも、講師の方が言っていましたが、まだ言葉を標準化したフェーズで、使い方は一緒に探っていきたいとのこと。自分もできる範囲で頑張る所存です!

社会的インパクト評価は必要か?

さて、そんな社会的インパクト評価ですが、やる必要は本当にあるの?リターンはどうなの?我々本業で死ぬほど忙しいんだけど、やんなきゃダメ?っていうのを今日の話を踏まえて推察したいと思います。

仮説としては必要だと思います。しかもどんなフェーズのNPOであれ。
しかしながら、NPOのフェーズによって柔軟に対応すべきだと思います。標準化したプロセスに完全に則るのは最後のフェーズでも良いと思っています。

・いわゆる創業期は代表の直感に則した指標が必要。社会課題を感じているその直感を伝えるために定性、定量問わず指標があるといい。
・50~100名くらいになると社内に共通する指標が必要。事業も拠点も増えてくるので、同じ方向を向いて走るために定量的な指標も必要になってくる。
・そこからさらに拡げるためには社会に共通する指標が必要。理解してくれている人たちだけではなく、資金も知識も人もより多くを巻き込むために。

実際にその必要性を感じた瞬間

私が学生時代に関わっていたときはまさに、この50~100名(ボランティアが)のフェーズでした。この共通指標を言語化するのに本当に苦しみましたし、みんなで何度も何度も話しました。たぶんあれがなかったら受益者が誰なのかわからなくなり、関わっていたボランティアは混迷していた気がします。

個人としてもあのときあれだけ話したから社会課題について真剣に考えられたし、何とかしたいとずっと思って関わることができています。そういう意味でも大きく影響を受けました。

今度は100名を超えるフェーズ(職員が…)。たぶん私がサラリーマンしていた4年間くらいで職員50~100名、拠点が遠方にある。みたいなフェーズの一番大変な時期は乗り越えたのだと思います。だからここは語れません。

100名を超えるフェーズで必要になってきているのは、大きなアウトプットを出すために協力してくれる人や、会社を増やしていくことです。
まさに社会に共通する指標を通して多くの方に理解してもらい、応援してもらうフェーズになっています。

ただ、この時気を付けたいのは、NPOが自らの言葉で評価軸を作らないと、政治的、営利的な渦に巻き込まれる危険性があると思います。しかも自分たちを見失う可能性もあると思います。

これから財務的にも事業的にもより社会に対してアカウンタビリティが求められるようになると思いますが、しっかりと応えられるようプロセスを学び、深めものにしていきたいと思います。

学んだ熱量そのまま殴り書きしているので拙い内容があるかもしれません。それでもここまで読んでいただいたありがとうございます。
最後に、興味がある方この話題一緒に語りましょー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?