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オンラインで式典配信④

今回はケーブルの養生についてです。

ホールや体育館には,マイク端子が既設であることがほとんどです。壁や床にあるマイク端子にケーブルを挿せばよいだけです。

しかし,端子からマイクまでの位置が遠かったり,そもそも配線がなされていない場合は仮設ケーブルを引き回すしかありません。また,音声系の配線はあっても,映像系の配線がしてあることは学校では稀ではないかと思います。(大規模なホールなどには既設配線があるでしょうが)

仮設ケーブルを敷設する場合は,歩行者の足が引っかからないように壁際に沿って配線をするのが理想でしょうが,そうすると余計にケーブル長が必要になります。また,アナログケーブルは長ければ長いほど音がひずんでしまうという欠点もあります。所有しているケーブルの長さにもよりますが,歩行者の動線上を配線しなくてはならない場合も往々にしてあると思います。その際は,歩行者とケーブルの保護のために養生をしなくてはなりません。ケーブルの養生を面倒くさがると,足が引っかかってもっと面倒くさいことになってしまいかねません。

その際,ホームセンターに売っている養生テープを使うことが一般的だと思います。ガムテープと違って,床に糊が残らないのですが,実はケーブル側には糊が残ることが多く,片付けの時や次回使う時に手がベタベタして,「なんじゃこりゃ!」になってしまうケースが多いです。

そのようなときは,仮設コード用の固定テープが便利です。

普通の養生テープに比べるとお値段は張りますが,片付け時・次回使用時のイライラから解放されます。近くのホームセンターを数件回ってみましたが,少なくとも私の近所のお店で在庫をしているお店はありませんでした。必要な時はサウンドハウスで注文するようにしています。

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