見出し画像

五線紙のうえをすべりおちてくまる

時間があるととりかかれないことも多々あって、あれやらなきゃこれやらなきゃって状況が落ち着くのは昔から。自宅待機や、自粛で家時間が多くなったことで、掃除やら、料理やらはするようになったけど、音楽方面はなんだかめっきりだった。本番が延期の延期で未定状態だったので、やる気おこらず。元々ストレス発散のためにやっていることではないので、ね。言い訳にすぎないけど。

その時間にコツコツと積み重ねてレベルアップしたりすれば本当はいい、というのもわかってはいる。

昨年冬に、鼻唄のように即興で吹いて録音した音の聴きとり。絶対音感のないわたしは、まずはリズムから録る。そして、音符にしていく。そしてアレンジしていく。聴音のクラスは、いつも真ん中より下だった。苦手。永遠に続く旋律を、短くした。聴音してるのに飽きたからだ。

アルトリコーダーで録音した音を、ソプラノリコーダーで音あわせ。単旋律だけ完成。冬のコンサートまでに間に合えばいいな、くらいにしか思っていないからダメなんだな。15周年のプレゼント。あともう少し頑張る気持ちを前向きに。シ#を使うとは思ってなかったな。

アルトリコーダーで吹いて録音して、他のパートを重ねていく方法にするか、鍵盤で音を作っていくか悩み中。

作曲がサラサラできてしまうひとにとっては、なんのこっちゃ。面倒なやり方でもいい。遠まわりしたからこそ見える景色もある。

しごとの日、疲れた身体だからこそできること、ひ
ょいっと思い腰あげて向き合うこと
けんけんパのまるがかかれている路地裏
ん?と立ち止まる懐かしい色のまる
でも、明日は雨
かまわず、また書かれていたまる
なんでもないことはない、確かにこどもたちがここに居た
でぶとった猫が眠るあの道
るーれっとの数字は、3を示してる
のき先のゴミ箱が、まるで外国
はあとの心に、恵みのいずみ
すなおになろうよ、あたたまろうよ
きっとすてきな曲になるはず
なってるはず
のびをしてあくびひとつ
にわの紫陽花のきれいなことったら

もすこしあとちょっと
もすこしあとちょっと