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「今日のニュース」のすゝめ

僕が所属している会社の部署では毎朝、司会持ち回り制で毎日簡単な朝礼を実施しています。

その朝礼の最後に、司会が最近気になったニュースやシェアしたい事を 3 分程度トークする「今日のニュース (*)」コーナーがあるのですが、今回はその取り組みについて感じているメリットを書いてみました。

* 今日のニュースといいつつ、割と何でもありです。その人がニュースだと思えば、それがニュースなのです。

定期的に身の回りの変化・機微に気付ける

朝礼当番はだいたい 2~3 週間ほどで巡ってくるので、当番になる 2~3 日前ぐらいから「何について話そっかなー……」と、ニュースを調べたり最近自分の身の回りで起こったことを振り返り始めます。

ニュースやトレンドは何かしらのメディアで目にする機会が多いのですが、自身を振り返ることはなおざりにしがちです。

しかしこの朝礼の「今日のニュース」システムにより、能動的に周りの変化を調べる・自分を振り返る行為の両方、またはどちらかが自動的に行われるよう仕組み化されます。このシステム自体煩わしいと感じる人もいるかもしれませんが、割と僕は助かっています。自省大事。

ニュースに関してはある程度自動化できる部分があるので、ご参考までにどうぞ。

プレゼン力 (ぢから) がつく

朝礼時に限らずですが、発表する場面ではある程度の「プレゼン力」が求められます。

1. 事実を簡潔にまとめる。
2. 将来どのような影響があるか・または転用できそうかの考察。
3. 良い感じにトークする。

しかしこれが意外と難しい。たかが朝礼だろ余裕でしょと軽い気持ちで臨むと、言いたいことが纏まらずにとっ散らかり、結局お前は何を言っているんだ……?なんてことに。

頻繁に勉強会や LT に参加して登壇する以外に、プレゼン (喋り) の練習をしようと思ってもなかなか出来ないので、朝礼の「今日のニュース」はちょうどいい練習場といえます。

その人の意外な側面を知ることができる

たまに同僚が思いもよらぬ「今日のニュース」をブッ込んでくるこもがあり、聞く側も二重の意味で新しい発見があったりします。「貴方がそのニュースに興味を持つだなんて意外だ」みたいな。

これは逆も然りで、案外自分のことは相手に知られていません。ニュースに乗じて積極的に自分を PR してみるのもアリだと思います。思わぬ仲間や発見があるかもしれません。

あ、なんかこれは心理的安全性に寄与するっぽい?

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試しにやってみたい!と思う人が居たら、まずは少人数でゆるーく始めてみてみることをおすすめします (多分、大人数向きではありません。いきなりだと特に)。朝礼でなくても、夕方のデイリースタンドアップや KPT 時でも良いと思います。

お試しあれ。

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