2023年10月9日はパリーグが超激アツ
日ごろ音楽とかギターの話ばっかり投稿していますが、実はネタを持ってないからテキストをあんまり書いてないだけで、音楽と同じくらいプロ野球も好きなんです。
今年のパ・リーグはオリックスが歴史的独走で、優勝争いのハラハラドキドキ感は夏場の間に終わってしまったんですが、レギュラーシーズン最終日がこんな激アツなことになるとは思ってもみませんでした。
オリックスの独走も歴史的ですが、クライマックスがらみの順位争いと、個人打撃タイトル争いのきわどさもまた歴史的なんです。
ソフトバンク、楽天、ロッテの順位争いが激アツ
ソフトバンクとロッテが1ゲーム差、ロッテと楽天が0.5ゲーム差。
9日の対戦カードはオリックスvs.ソフトバンク、楽天vs.ロッテの2カードです。この2試合でレギュラーシーズン全日程終了です。ソフトバンクは順位確定はしていませんが、クライマックス進出は確定しています。
10日の試合結果により、勝率はこうなります。
ソフトバンク → 勝ったら2位通過
ロッテ → 勝ってなおかつソフトバンクが負けたら2位通過
楽天 → 勝ったら3位で通過
楽天とロッテの試合は直接対決、ここはシンプルに勝った方が勝ち抜け、負けたら敗退というデスマッチで激アツ。
ロッテは有名なウグイス嬢の谷保さんが今季限りということで、ホームでファーストステージをやりたいという事情があります。この辺も激アツ。
しかし、勝って通過を決めてもソフトバンクが負けない限り3位通過になってしまうので条件は非常に厳しいです。しかしなんとか2位にすべり込めた場合はなんと勝率1毛差という激アツっぷり。
個人打撃タイトル争いが激アツ
打撃3部門(打率、本塁打、打点)いずれかのタイトル獲得の可能性が残されているのはこの事実上この5選手です。きわど過ぎて激アツです。
▼打率
頓宮は故障で抹消中なので数字は動きません。吉田正尚に「ズル休みで首位打者」っていじられてましたけども。
近藤は4厘差なんで厳しいですが、5打数をマックスとするとこんな具合。
どうやっても1打席しか凡退できないので超厳しいですが、3の3だったら近藤ならやりそうな気がしないでもありません。もし本当にやったら激アツにもほどがあります。
ちなみに私は子供の頃からオリックス(阪急)ファンですが、実際に3の3以上をやって近藤の逆転首位打者だったら、そっちの方がドラマチックで嬉しいまであります。
▼本塁打
浅村、ポランコが26本で並んでますが、単独本塁打王を狙いたいところだと思いますから2人とも柵越え狙いになりそうでアツいです。いつの間にか25本まで伸ばしていた近藤にももちろん可能性があります。
▼打点
86打点の近藤が現状トップですが、柳田も85打点、じゅうぶん逆転可能です。浅村は8打点差で厳しいですが、とてつもない打棒と運を発揮できればわずかに可能性あり。ちょっと現実味がないかな。もし8打点を本当にやったら超激アツですけど。
ちなみに1試合最多打点のプロ野球記録は飯島滋弥(大映)という人らしくて、1951年10月5日の阪急戦で11打点稼いだそうです。すごい。
2位は江藤智(広島)、ソレイタ(日本ハム)、レオン(大洋)、ローズ(横浜)、二岡智宏(巨人)が10打点を記録してるんだそうです。
近藤健介の三冠王
実はここに一番注目していて期待しています。ここまで見てきたように、全部門で可能性を残していおり、じゅうぶん可能だと思います。他の打者ならともかく、球界屈指のスーパー打者の近藤ですから。
特に激アツさを増しているのが、近藤の本塁打数のキャリアハイが2年前の11本というところ。多分ここまで本塁打量産できるシーズンは今季が最後だと思うんです。
つまり三冠王の最後のチャンスなんです。そもそもチャンスが1回でもある選手の方が珍しいですが。
打率で頓宮を抜くのがちょっと厳しいですが、3打数3安打+本塁打でドラマチックに逆転三冠王なんてことになったら、そりゃもう激アツすぎて永久に語り継がれますよ。
そして近藤ならやりかねないと思わせるところがまたすごい。
★
というわけで、明日は計算機を片手にオリックスvs.ソフトバンクと、楽天vs.ロッテの試合を2画面で観戦するというのがプロ野球ファンの贅沢な楽しみ方だと思います。
京セラドームか楽天モバイルパークのどっちかに行って、スマホで他方の試合み見るというのが最高かな。私は家で2画面観戦します。
追記:
と思ったら試合時刻がデーゲームとナイターで違うんでした。
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