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−勿忘草色− 3月11日

ぼくは、東北が大好きです。

東北の景色が。人が。文化が。
すべて。


ぼくが初めて東北に行ったのは、大学のプログラムで学習支援ボランティアに参加したとき。
そこで地元の方々との関わりが持てて、東北への思い入れが生まれた。

だから、ぼくが感じる東北は、「震災があったところ」というバイアスがかかってしまっていると思う。


それでも、ぼくは、東北そのものを愛していたい。

「被災地」という言葉で一括りにはしたくない。
東北の皆さんの頑張りは、「復興」の二文字では表しきれない。


東北各地を自分の足で訪ねて、地元の方とお話しして、
ひとりひとりの苦しみを、葛藤を知りながら。
まちができていく様子を自分の目で追いながら。


祭りの灯が絶えないように、
海が豊かさをもたらしてくれるように、
みなさんが心安らぐ時間が少しでもあるようにと、
願っています。



【勿忘草色】わすれなぐさいろ
勿忘草のような明るい青。
東北のこと、いつも思っています。







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