−紅掛空色−　冬至、暮れる空の短い日。

今年もなんとか冬至を乗り越えた。

日暮れがだんだん早くなる時期は、気持ちもどんどん落ちていくので苦手。
だから、冬至を越えると毎年ほっとする。

夏至から冬至までのぼくを支えてくれたのは、東京事変の「透明人間」。

毎日染まる空の短い季節
真っ直ぐに仰いだら夕闇も恐ろしくないよ
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毎日染まる空の短い季節
手を叩いて数えたらもうじきに新しくなるよ
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今夜は暮れる空の尊い模様を真っ直ぐに仰いでいる
明日も幸せに思えるさ

東京事変「透明人間」

ぼくの家は、大学から西方向にある。
帰り道、暮れていく西の空を眺めながら、何度この歌を口ずさんだだろう。

染まる空を真っ直ぐに仰いで、「明日も幸せに思えるさ」と。

東京事変のみなさん、すてきな音楽を本当にありがとうございます。
ぼくが生きていられるのは、みなさんのおかげです。

今度引っ越すときも、西を向いて帰れるようなおうちにしよう。

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【紅掛空色】べにかけそらいろ
かすかに紅がかった空色。
この命名、とてもすてき。
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