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レコードプレーヤー作成、一歩前進

久しぶりの同窓会で東京に行ってきて、数日後、鼻水が止まらず、喉が痛くなり、熱が出てきたので、この期に及んでアレにかかったか?と思ったが、医者に行き検査をした結果、陰性!

アレかどうかは、別にして、かなり長い間休養していた。

漸く、木工所へ通い始め、休養中に頭の中で画策していたアイデアを具現化すべく、レコードのトーンアームを作成してみた。

市販のトーンアームは、数十万円もする様な高価な物で、高度な技術が詰まっている物だろう。こんな素人が、木材でなんとなく感覚で作ったものが実用化できる分けがない。

と思いつつも、頭の中と、手の動きは止まらない。まだ、モックアップレベルだけれど、作ってしまった。

肝になるところは、沢山ありそうだ。
軸から針先までの長さは、ネットにあった資料を参考に、230mm辺り、そして、オーバーハングを15mmほどにとってみた。

軸が上下左右に余計な負荷がかからず滑らかに回る様な機構を作らなくていけないので、この部分はジャンク、500円で購入したレコードプレーヤーを分解して流用した。また、錘もアームの反対側になんとか固定できた。

ジャンクプレーヤーからの流用

カートリッジは、手持ちのプレーヤーに付属していたが、使っていない物を取り付けた。VM型の普及型の様である。

この状態で、アームと錘のバランスがうまく取れる事を確認して、適正針圧をかけてレコードに落としてみた。

きっと、カートリッジがレコード盤と正確に並行、もしくは、針が直角になる様な精度を出したり、アームとレコード盤の角度なども、専門的な知識が必要なのだろう。

が、とりあえず写真の様な物を作り、レコード盤の上で回してみた。

結果、途中針飛びする事なく、初めから、最後までスムーズに移動しているのが確認できた。
目視ではあるが、針先も稼働中無理がかかっている様子もなく、ニードルトークが聴こえている。トーンアーム内の配線は、オヤイデでモガミ、2706を購入してから行うと言う事で、現時点では、アンプに繋いでの実際の音は聴く事ができない。

昼からもう4回ほど回しているが、問題なくスムーズに初めから最後まで回ってくれる。

さて、こんなモックアップから音がちゃんと出る物なのか、配線をするのが楽しみである。