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少しずつバージョンアップ

今、注文家具の作成で日々追われているので、音系の趣味の時間があまり取れない。

そんな中でも、少しずつレコードプレーヤーの改良を重ねて来た。

新しいトーンアームにカートリッジを装着

トーンアーム台を横幅10cmに広げ、高さも6cm程に上げた。トーンアーム自身も新たに作り、厚さを薄くして軽くなる様にしたので、後ろにあるウエイトとのバランスもとりやすくなった。というより、かなり軽くなったので、ウエイトが一番手前の方まできてしまった。

トーンアームのフィンガーリフトは、曲木で作ってみた。色々試したけど、2mm厚ぐらいの板をヒタヒタに水を浸した雑巾で包み、アイロンで数分熱して、その後、型にはめ冷めるまで待つと無垢材は曲がる。

ターンテーブル台は7cm程の厚みがある無垢材

ラミネート加工した厚みのあるターンテーブル台は、ソリッド感があり、音も何気なくドッシリと聴こえるような気がする。

ターンテーブル台、トーンアーム台の両方を支えるのは、ソルボセインという吸音パッド。

これから、PWM制御基板をもっと薄いものにして台の裏面に取り付けようと思っている。回転制御のためのボリュームと電源スイッチをどこにつけるかが今後の課題。

市販のPWM制御基盤では大きすぎる。

折角、木の塊からできたソリッドな台を大事にしたいので、あまり、ほじくって基板や、端子を埋め込みたくない。

RCA端子は台の裏側に配置できるか?

雑音対策(グランドの工夫)を施して、エレキットのプリアンプ+6N6Pミニワッター経由、スピーカーは、6cm口径のOM-MF4で、ニアフィールドで聴いている。左右分離も良く、雑音も気にならず、音の厚みもあり、結構小さな音や、低域もクリアに拾って、実用レベルだという感想である。

俯瞰的に見たプレーヤー全体
(左奥にあるのが6N6Pミニワッター)