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レコードプレーヤー作成-あっけなく問題解決!

今日、合羽橋へ行くついでに、秋葉原によって、千石電商で、数百円のDCブラシ付きモーターを買って来た。
2800rpm前後のものが2つほどがあり、丁度良さそうだったので、帰宅後早速、仮止めで、PWM制御基板と繋いで回してみた。

こんな仮止めでも、ターンテーブルは回った!

すると、呆気なく、回転数が安定して、レコード片面30分程度、聴感的に問題なく、ストロボスコープも安定して乱れも無く聴くことができた。

プーリーは、2mm軸に嵌るゴム用の物。そして、凧糸で作った糸ドライブで回した。

凧糸の糸ドライブ

今まで苦労して、Arduinoのスケッチまで作って、モーター制御を試して来たが、どうしても精度が上がらず、聴いている途中で、ガクンとスピードが落ちて、聴くに耐えない状況だった。

しかし、モーターを新しいものに変えてあげるだけで、その問題が解決したのだ。

数百円のDCブラシ付きモーターでも、3000回転程度の物を探せば、PWM制御でうまく行くことがわかったのだ。

折角、Arduinoで書いたスケッチがあるので、それと連動して、立ち上がりから、安定稼働する間に起きる、多少の回転数のずれを自動補正する機能を付加してあげれば、これで回転機構は作ることができることがわかった。

ここ二ヶ月ほどモーター制御に時間を費やして来た結果、いろいろな事を学んだ。

さて、これからこの仕組みを使って、本番の機構を組み立ててゆこうと思う。

注力する点は、モーターの振動、外的要因による振動を抑えて躯体を作る事。
そして、木で作るトーンアーム内を流れる信号のハム対策など、できるだけ良い音が出る様に気を使っていきたい。

やっと、レコードプレーヤー作成のゴールが少し見えて来た様に思う今宵である。