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スイスにいる僕が、なぜこの企画をやるのか?

ブリオベッカ浦安支援企画
「浦安から世界へ」× 「恩返し」
オンライントーク LIVE!

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なぜこれを企画したのか?

 新型コロナウィルス感染拡大により、様々なスポーツイベントの多くが中止、また、市の施設が閉鎖という環境の中、僕の青春の全てを注いだと言っても過言ではないサッカークラブ「ブリオベッカ浦安」も活動休止を余儀なくされ、苦しい状況にあります。そして浦安がチーム維持寄付金ページを開設するのを目にして、自分が寄付すると共に何か他にも出来ることは無いかと考えて、この企画を立てました。

今はブリオベッカ浦安だけではなくて、沢山のクラブが苦しい状況にあると思います。また世界中で多くの人が経済的にも精神的にも大きな負担を抱えているという状況で、このように寄付を促すというのは、他の人たちからすると、とんでもないことかも知れません。
しかし、「止まない雨はない」という言葉の通り、必ずこのウィルスが終息する時が来ます。そして、その時に再び、国民がスポーツをそしてサッカーを求める時が来ると信じています。その時の為にも、今クラブが潰れないように支えなければならないと思っています。

では、なぜ僕がブリオベッカ浦安を応援するのか?

僕にとって、ブリオベッカ浦安は、ただの「元在籍したチーム」ではありません。
中学生からトップチームに上がるまで浦安一 筋でサッカーをやってきました。それは、ブリオベッカ浦安が、「世界から浦安へ」とい うコンセプトの下、ドイツなどをモデルにした子供から大人までのカテゴリーを持つ育成型クラブだったことが大きな理由 だと思っています。
ブリオベッカ浦安のような育成型サッカークラブは、今でこそ日本で増えてきている傾向にあるかもしれませんが、残念ながら、まだまだ数少ない貴重なクラブの一つだと考えて います。例えば、ドイツでは、このように子供から大人までのサッカークラブがほとんどですが。
しかし、ここで僕はドイツの方が良い、日本の方が劣っているという話をしたいという訳ではなくて、僕が浦安で経験した事、ドイツでの経験を踏まえて、このような子供から大人まであるクラブの良さについて伝えたいです。

僕は13歳からブリオベッカ浦安でプレーし、14歳から高校生や社会人チームに混ざってサッカーをやらせてもらっていました。正直、今振り返ると、凄い怖い先輩がいたり、優しい先輩がいたり、面白い先輩がいたり、またドイツ挑戦している先輩がいたり、普段自分が中学校や高校では会えないような人達と接する事がありました。今考えると、そういった環境は、僕を人間として成長させてくれましたし、僕が浦安で出会った人達は特別な存在だと思っています。
僕が所属していたドイツのチームでは、クラブに所属している子供から大人までの選手達、さらには試合に観戦しに来る地元の人達の一つの交流場のような役割を果たしていて、様々な人達がクラブハウスなどで交流をします。いわゆる一つの地域のコミュニティとなっていました。
特に日本では、基本的には、朝から夕方まで、いつも同じクラスメイトや先生と過ごす時間が長いと思います。だからこそ、課外活動の時間で、普段接しない年代の大人や、様々な人達と関係を持てる環境は、人間形成において、とても大事なことではないかと感じております。

「浦安から世界へ」

「浦安から世界へ」。この言葉の意味には「浦安から海外へ挑戦していけ!」という事ではなく、「世界に通用する人間になって欲しい」、「挑戦する事で新しい世界へ飛び出していって欲しい」という意味が込められていると思っています。

僕自身、小さい時から海外でプレーしたいという思いはありましたが、その思いを現実的にし てくれたのは、当時ドイツでプレーしていた浦安 OB の存在や浦安がドイツ人コーチの練習会を企画してくれた事でした。本当に今でも感謝しています。 

このブリオベッカ浦安にはそういった子供達が挑戦する為に成長する環境が整っていると思います。

OBがクラブを作っていく

ドイツブンデスリーガのTSGホッフェンハイムのメインスポンサーであるヨーロッパ最大級のソフトウェア企業SAP社の創業者であるディートマー・ホップ氏が、元々地域クラブだったTSGホッフェンハイムの選手だった話は有名ですが、多くのドイツのサッカークラブがOBや地元の人を中心に運営されていて、「皆んなでクラブを作っていく」というのを目の当たりにして来ました。しかしそれは長い時間をかけて作られてきた歴史であると思います。

その上で、僕が育ったブリオベッカ浦安は1989年に創設されて、30年以上の歴史があります。今のブリオベッカ浦安があり、今の僕があるのは、これまで30年以上かけて沢山の先輩方が築き上げて来たからだと思っています。

だから、このようなクラブを潰してはいけないんです!!

もう一度言います。

だから、このようなクラブを潰してはいけないんです!!

長くなってしまいましたが、これらの想いから僕は何か出来ないかという事を考えて、今回このような企画を発案しました。
この企画でブリオベッカ浦安に対して、どのくらい影響を与えられるかは、正直言うと分かりません。

でも、今までクラブの為に動いたきた下さった人達とクラブへの恩返しの意味も込めて、企画しました。

「浦安から世界へ」を目指して。

ブリオベッカ浦安をよろしくお願い致します!!

飯野 多希留


企画名 
ブリオベッカ浦安OBによる「浦安から世界へ」× 「恩返し」
オンライントーク LIVE!

参加資格

ブリオベッカ浦安のHPに掲載されている「Player!」チーム維持寄付ページにて寄付して頂いた方。
🔽「Player!」チーム維持寄付ページはこちらから⬇️
https://web.playerapp.tokyo/team/1508?tab=5

※寄付して頂いた方に株式会社ookamiより領収書がメールで届きます。その領収書が今回のオンライントークライブの参加券となります。領収書を下記アカウントにDMを送って頂いた方に今回のオンライントークのZoom IDとパスワードをお送り致します。
寄付金の領収書はこちらへDM👉 Twitter アカウント: @iinotakeru

日程
第1部「NOシュートNOゴール〜チャレンジの先に新たな世界が待っている」
5月4日20:00〜

第2部「Good team Good life〜良いチームを作る為に意識してきた事」
同日21:15〜




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