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「あなたにいいねを伝えてみたら」vol.2
こんにちは。いいねの日企画室のいちかわです。さっそくですが、まずは「いいねの日」について簡単に紹介させてください🌸
いいねの日(エールを送る日)とは?
自分や他者にエールを送る機会を作り、日常の小さな幸せを増やすことを目的に活動する有志の団体です。毎年1月12日は「いいねの日」として企画を行っており、日本記念日協会からも認定をうけている記念日です。
そして、今年は次の「いいねの日(2023年1月12日)」に向けて、「あなたにいいねを伝えてみたら。」をテーマにインタビュー企画を行っています。
インタビュー第一弾については、こちらから☺️。
1. いちかわが送りたい「いいね」な人
今回私がいいねを送りたい方について。
名前:Sakiさん(以下、Sakiちゃん)
いちかわとの関係性:新卒入社した税理士法人の同僚。過酷な社会人生活の中で支え合った友人でもある。2019年に いちかわ が退社してからも定期的に会っていたが、コロナ禍で会えない日々が続き、2022年久しぶりの再会を果たす。
何をしてる方?:
2022年春まで税理士法人で営業事務として税務代理の仕事を行う。
2019年冬頃より、プログラミングの勉強をはじめ、今年開発したWebアプリをリリース。転職活動をスタートしたところ。
2.いいねしようと思ったこと
私が「いいねしようと思ったこと」は、Sakiちゃんが2019年〜現在までプログラミングの勉強を継続し、夢に向かって走り続けているところです。2022年春に会社を退社するまで、平日は朝5時から1時間と退勤後に1.5時間、休日は8時間近く、約3年間その生活を続けていたSakiちゃん。楽しみながら努力し続けるSakiちゃんに、今回はその秘訣について聞いてみました。
小さなきっかけから、少しずつ前へ
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今日はちょっと照れくさいけど、Sakiちゃんの「いいね」と思うところについてお伝えしたいなと思っています。Sakiちゃんの一度決めたら迷わずその目標に向かって進み続けるところがすごいなと思っていて、それに至るまでのお話を聞けたら嬉しいです。
Saki:ありがとう、、!緊張するね。
ね笑。では、まずは、Sakiちゃんがエンジニアを志した理由ときっかけについて教えてください。簿記の資格も持っていて、新卒で入社した税理士法人を辞めて、なんで未経験からエンジニアを目指したの?
Saki:税理士法人に入社して1年経ったタイミングで新しいシステムを導入したんだけど、導入前と比べて社員の負担が増えていることに違和感を覚えたことがきっかけかな。
本来ならシステムを導入したことで負担が軽減されるはずが、新しいシステムの使い方やルールを覚えたり、顧客情報とかを逐一手入力しなくちゃいけなかったり、結果的に各社員の残業は増えてた。管理者にとっては下の人の業務の視える化がされていたけど、会社全体としてみたときに業務効率化には決してなっていない状態だったんだよね。各担当者単位ではすでに120%の業務量に対して、さらに負担がかかる感じ。
でも、システムが使いにくいと思っても、そのシステムをどうすれば社員にとって使いやすいものになるかわからないし作り方もわからなかった。どうにかできないかなって悶々と過ごしていた頃にエンジニアという職業に触れる機会があって。プログラミングをもっと学べば、システムの改善方法や一から作る力も習得できるかもしれないと思って興味を持つようになったかな。
日本から離れ、気づけたこと
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そういえば、ちょうどその頃に一緒に海外旅行にいったよね。
Saki:ね、懐かしいね。それも大きな転機だったな。海外に行って、物理的にも日本や職場から遠く離れた環境で今の自分を俯瞰してみたときに、考えているだけじゃなくて、とにかく行動してみないと何も変わらないなと思ったんだ。それで、日本に帰国後すぐにProgate(オンラインプログラミング学習サービス)に取り組んでみたよ。
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日本に帰ってすぐに始めていて、あの労働量の中での気合いと行動力がすごいなと思った。
Saki:ありがとう。実際にプログラミングに触れてみたら、面白かったんだけど、いざエンジニアに転職するって考えたときに、転職の仕方もわからなかった。それに、税理士と違ってエンジニアになるための資格はないけど、技術力や幅広い知識が必要になる。言語ひとつとっても、「これは学ばなくていい」「これは絶対にやるべき」とかいろんな意見がネット上に溢れてて少し戸惑った。でも自分が書いたコードでデザインが変わったり、機能ができたりとか、体感的にめちゃくちゃ面白くて。それで改めて、プログラミングに触れた上で目の前の仕事に向き合ったときに、会社で導入したシステムに課題を感じたことによって、本格的にエンジニアを目指そうと思ったんだよね。
多忙な日々の中でも、3年間歩み続けられた理由
本格的にエンジニアを目指すと決めてから、多忙な中でもなんとかやりくりして勉強続けていたよね。週にどれくらい勉強してたの?
Saki:週にもよるけど、大体26時間くらい。基本的にはプログラミングスクールのカリキュラムに則って一人で勉強を進めていて、わからない部分についてはSlackでスクールのメンターさんにアドバイスをもらったりしてた。
仕事をしながら、それだけの時間を勉強にあてるってすごい努力だよね。しかも3年間。モチベーションはどうやって維持してたの?
Saki:積極的に現役のエンジニアと交流するように意識してたかな。なかなか思うように勉強が進まなかったり、つまづいてしまいそうになることもあったけど、スクールでメンターをしている現役エンジニアの方や、卒業してエンジニアになった友人と話すことでモチベーションを上げてたよ。
プログラミングをすることや、仕事や学ぶことを楽しんでいたり、チャレンジすることに前向きで「ナイストライ!」って互いに言い合う文化だったり、話を聞けば聞くほど「私もこういう人たちと一緒に働きたい!」「こうやって生きていきたい!」って気持ちが強くなったから、途中で諦めたりプログラミングの勉強を辞めようと思ったことは一度もなかったかな。それと私にとってはプログラミング自体がすごく面白かったから続けられたんだと思う。
エンジニアを目指したら、アイデンティティが一つ増えた
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スクールのカリキュラムが終了して、いよいよ転職活動が始まるよね。これまで学んだことを活かして、これからどんなことをしていきたい?
Saki:今後は「インターネットを通じて、自己表現する人」を応援するサービスに携わりたいと思ってる。エンジニアを目指す前から、メモや日記で自分の考えや想いを文字にすることが好きだったんだけど、オープンな場所で公開したことはなかったんだよね。けど、エンジニアは学んだことを体系的にまとめてブログとかで外部にアウトプットすることが求められるから、目指す過程でオープンな場所で考えを発信するようになって、それに対するリアクションをもらうことができた。プログラミングスクールのカリキュラムに参考記事として載せてもらえたりとか、「「素直に質問できることの大切さ」について考えた」の記事を見た人から、「すごくいいなと思って会社でシェアしました!」とか嬉しい反響がたくさんあったり。
Sakiちゃんの記事を私も読ませてもらったけど、今の会社のインターン生にもぜひ読んでもらいたいなと思った。
Saki:ありがとう。プログラミングの勉強をしながら、発信してそれが誰かに届いてリアクションがもらえるっていう経験を通して、アイデンティティが一つ増えたような気がしたんだよね。改めて考えると、もしインターネットやWebサービスのような届ける仕組みがなければ、そもそも発信することも、それを届けることもできなかったなと。
あと私自身が対面で自己表現することに対しての苦手意識があって。。私の経験上、学校は目立つ人や声が大きい人、パッと言葉にして発信することが得意な人の方が意見に耳を傾けてもらいやすい面もあると思う。けど、インターネットだったら、思っていることを自分の思っている通りに自分のペースで好きに表現できるからそこにすごく魅力を感じた。だから、これからはインターネットを通じて自己表現する人の力になりたい。
3.あなたにいいねを伝えてみたら
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同僚から始まり、会社を離れ、別々の道を歩んだ私たち。コロナ禍で会えない間も、こまめに連絡をとり、勉強したことや仕事で頑張ったことを共有しあってきましたが、20代後半・社会人5年目を迎えたタイミングで改めてじっくりと話をすることで、私にとっても3年前のクアラルンプールのように今後の人生について俯瞰して考える時間になりました。
今いる場所に違和感を覚えても、日々をなんとなく過ごしていくうちにその違和感が中和され、いつの間にか忘れてしまうことも多いのですが、思い切って一歩足を踏み出してみると、気がついたときには数年前の自分では予想し得なかった場所にいることがあるのかもしれません。そして、それはSNSだったり、遠く離れた場所で日常とちがう時間を過ごしてみたり。ほんの小さなきっかけからでも、自分の心が強く動く方へ進んでみると辿り着けるのかも。
せっかくの年末年始。忘年会や新年会、初詣と恒例行事もたくさんあってそれはそれでとても楽しいのですが、今年は普段会えない人と会ってみたり、憧れの人にちょっと勇気を出して連絡してみたり、小さな一歩を踏み出してみようかなと思います。
Sakiちゃんが実際に作ったものについてはこちら🌟 (おすすめの10記事だけでも12万字。Sakiちゃんの努力が垣間見えました。)
4.最後にちょっぴり告知を…
2023年1月9日にアーツ千代田さんでオフラインイベントを開催します🌸
「いいねの日ミュージアム」と題し、
Twitterで募集し投稿してくださった方のいいね!だった瞬間を展示します。募集期間は12/28(木)までなので、まだまだお待ちしています。
そして当日は、2023年の始まりに、
自分の思う「いいね」や、伝えたい「いいね」を考え、
発信する最初に一歩になるような機会にできればなと思っています。
一人でも、友だち同士でも、家族でも。
気軽に足を運んでいただければ嬉しいです。
いいねの日企画室のみんなでお待ちしています☺️
<詳細>
日程:2023年1月9日(祝・月)
場所:アーツ千代田
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— いいねの日(1月12日)@エールを送る日 (@iinenohi) December 18, 2022
展示企画に参加しませんか?📸
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2023年1月9日に開催する「いいねの日ミュージアム」の会場内で展示する、みなさんのいいね!だった瞬間を大募集します🙆♂️
伝えそびれていたいいね、#いいねの日ミュージアム で教えていただけませんか?🙌
【募集期間:12月25日まで】
↓参加方法など詳しくは☀️ pic.twitter.com/G3NjzZAcSE
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