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2021.9.29 そのケッコンは主婦たちのトラウマを刺激する(という仮説)

週末限定☆で働いている職場(アイドルではない)は、推定40~50代女性がほとんどで、その女性たちの話題といえば、

1  小室圭さんと眞子さまの結婚
2  コロナ・ワクチン・副反応
3  家庭菜園の旬の野菜 生育状況と調理法
次点 推しの話(好きな俳優の話など)

です。

配属されて2か月、通算20時間くらい、おばちゃんたちは飽きもせず喋る! なんならすでに降嫁なさった数々のお姫さまたちのことまで引っ張り出す! 皇室に詳しい、詳しすぎる!!! マスコミが報道するからである!!! 毎週新たなネタが投下される!!!! 


▼小室さんは日本の「おばちゃん」たちを刺激する。

私も年下から見たら「おばちゃん」だろうが、とりあえず、「私の人生の先輩」という意味でこの文章では使わせてもらいます。オバサンではなく、おばちゃんね。

小室さんの一挙一投足、何もかもがおばちゃんたちの神経を刺激する。

突然だがこの職場は(自分で言うのもなんだけど)それなりに知識と地頭がないとできない事務仕事だと思う。
デキるおばちゃんが集まっている。
だから、普段は会話を聞いてても、「え?」と思うようなことはない。

おばちゃんたちの会話を聞くのは新鮮だ。
私は小さい頃からブッキッシュで抽象的な思考をしがち。
だから、結婚して、子育てをし、仕事と家事をしながら生活してきた方々ってすごいな、と思うことしきりだ。。。
「生活」から積み上げて、マスコミのニュースも取り入れながら、自分の頭できちんと考えていらっしゃるんだと、密かに勉強になることも多い。
基本的には、現代的でわりとリベラルな思考をお持ちである。

でも、このデキるおばちゃんたちは、なぜか小室さんの話になると、みんな同じ意見になる。

なぜ??

仕事がヒマになると、必ず誰かが小室さんの話をする。
この数か月ずっとそうなのである。

私は、小室さんには早く眞子さまを連れてアメリカに帰ってほしい。
自慢じゃないが、私は芸能人の恋愛結婚には結構うるさい。でも今回の眞子様たちの件はどうでもいい・・・。別に何の利害関係もないし。

私はこの結婚、心底どうでもいいんです。他のほとんどの結婚と同じように。

私の望みは、職場の話題が別のことに移ること、ただそれだけです!

(そういうわけなので、眞子さまや皇室、及び、小室さん母子を中傷する意図は全くございません・・・)


▼おばちゃんたちの意見は大きく以下に集約される。

①小室さんでは眞子さまはぜったいに幸せになれない
(関連して、NYは家賃が高いが小室さんの仕事や収入は安定しているのか? 小室さんはまだ弁護士資格をとったわけではないが大丈夫なのか? 眞子さまを食わせていけるのか? 家はどうするのか?)


②小室さんのお母さんがなんか好きになれない


③私たちの税金を使って・・・


である。

まず、前提として、「誰かを嫌いと思う時、〇〇だから気に入らないということではない。気に入らないから〇〇が目に付く」という説がある。(これは昔働いていた会社の社長に教えてもらった)

賭けてもいいが、小室さんがいくら金銭問題について自分の言葉で何時間説明しようが、会見しようが、文書を何回出そうが、ぜったいに、おばちゃんは納得しないぞ。
なぜなら、「小室さんが気に入らない」から。


マスコミも分かってるくせに煽るんじゃない・・・。

なぜこんなにもおばちゃんたちが小室さんを嫌悪するのか。
もしかして小室さんは「逆・おばさんキラー」なのではないか。
小室さんにはたぶん中年以上の多数の日本人女性をいらだたせる何かがある。残念だがそういう人はいると思う。
まあ私だって、ある種の人をいらだたせる何かがあるし、みんな何かあるよ。

職場では言えないので、ここで言わせてください。


①小室さんでは眞子様はぜったいに幸せになれない

結婚するのはあなたではないし、あなたの娘でも、姪っ子でもない。

あなたには、関係が、ない!

①は、つまり「眞子さま(皇族ともあろうお方が)がなぜ”あんな男”が好きなのか意味がわからない」ということにもなるんだと思う。

あんな男。

私も、ぜったいに小室さんのことは好きにならない。眞子さまと取り合うことはないだろう。自信がある。
しかし、私が「ないわー」と密かに思う男性と結婚している女性はたくさんいる。そんなの大きなお世話である。2人が合っていればいいのである。「私が無理」かどうかは世界一どうでもいいこと。言うべきことではない。

それに、自分もしくは友人たちの、結婚の経緯を思い出してほしい。

あなたが結婚間近だった時、遠い親戚のおばさんが反対してきたとしよう。そんな人の「忠告」をあなたは聞いたであろうか。いいえ、聞かなかったはずです。だから今結婚して(後悔して)いるのですから。

或いは、友人に「その男やめておいた方がいいよ」という忠告をしたくなったことは無かったであろうか? 
これまでの人生で2回や3回くらいはあったはずだ。でもそれをその友人は聞いたであろうか? いいえ、聞かなかったはずです。

人は恋愛中はバカになる。
周囲が反対したら、逆に「私だけが理解者なの」と燃え上がる。
そういうものです。

私もそうでした。

私の場合は、交際相手について周囲からあまり明確に反対されたことはないが、後から思い返すと、「何だったんだあれ」と思うことしかない。美しい思い出など皆無。

ウイルスか脳内麻薬か何かで、一時的に思考力が低下(性欲や将来への安定欲か)していたとしか考えられない。

でもその時、例えば未来からタイムマシンで私が過去に行って、「その男やめておいた方がいいよ」と言って、私は別れただろうか?(どうせ別れるのだが) いや、聞かなかったと思う。

「ダメなのは百も承知なの。でもこの人が私にはいいの」とか言って。

なんでこんな簡単なことが、デキるおばちゃんたちが思い出せなくなっているのか本当に心の底から不思議だ。

熟年夫婦生活がうまく行っているおばちゃんも、一人で生きてきたおばちゃんも、いろいろあって今は一人のおばちゃんも、一様に、この件になると反応する。

なぜ?

おばちゃんたちはどの立場に立っているのだろう。
・眞子さま→女性の先輩として?
・お母さまの紀子さま→同情?
・皇室をいただく日本国忠臣の1人として?????
 
全然わからん。

繰り返すが、他のニュースは、普通にご自分で判断できる明晰な方々なのである。


「NYの弁護士」というところも、おばちゃんたちは気に入らない。

・日本の弁護士資格が難しいから、NYでしか取れないんじゃない?
・しかもNY州でしか活動できないんでしょう?
・NYって家賃高いのよね
・あの部屋(テレビに映った??らしい)じゃ狭い

うん。

ちょっと考えてほしいのだが、あなた方の息子さんは、NYで英語で法曹資格が取れるのだろうか? 自分は??
NY州の弁護士資格、十分にすばらしいでしょ! 私には永遠に無理。
小室さんも29歳だ。NY州でしか活動できないことは百も承知で取っている。
だいたい日本で暮らせなさそうだから米国を選んだというところもあるのでは? 私らがガチャガチャ追い回すから、日本には住めなくなったのである。

で、もしNYでの生活が仮に破たんしたとしても、それは別にいいではないか!!! 大人なんだし何とかするやろ!!!! 
もう結婚したら、一般私人だし。
「おいたわしや」と思えば何かのルートでお助けすればよいし。

そもそも、恋愛は99%が「間違っている」と私は思う。


頭がおかしくなっているのだ。私は本気でそう思っている。あらゆる計器が狂っている状態になる。心身耗弱といってよい!

私は法律業界で、離婚事件の相談を、いやというほど見聞きした。
ふつうに結婚した男女が憎み合って別れようとしている。聞きながら、私は思った。

でも結婚式した時は「好き」だったんだよなと。お前が選んだ相手だよなと。

でもいいんです。そんなこと言っても始まらん! 選んだ相手はそもそも間違っている(恋愛中で心身耗弱だったから)。間違ってることが分かったら離婚すればいい! でも人生は生きてればやり直せます!

おばちゃんたちはきっと眞子さまに幸せになってほしいんだと思う。

でも、眞子さまの一番の幸せは(はたから見たらどんなにダメな物件に見えたとしても)小室さんと結婚することなのだ。そう信じているのだ。
それに何と言葉をかけたら止めさせられるだろう。無理です。女は一度決めたら強い。

この件には、おばちゃんたちの「トラウマ」を刺激する何かがあるとしか思えない。
そのくらい強烈な磁力がある話題なのだ。

 
その磁力は 

②母親が好きになれない

からも出ている気がする。


正直、小室さんが気に入らない、というのは、あのお母さんの存在がそんなに表に出て来なければ(マスコミが引っ張りだしたんだろうけど)、そんなに表面化しなかったのではないかと思う。想像してみましょう。・・・・・ですよね。
「まあ・・・お好きならどうぞ・・・」
くらいで終わったはずである。

私もあまりこの報道を見ないようにしているので(興味なし)詳しくは知りませんが、一つ言いたいのは、お母さんと息子は別人。もう大人だし。。。本件に関してお母さんの金銭トラブルは息子には関係ないのではないだろうか。

おばちゃんたちは、ご自分が結婚するとき、相手の男の親から、もし自分の親について何か言われたら、めちゃくちゃ傷ついたと思う。それが理由で結婚を反対されたら、親を恨み、相手の親も恨むだろう。
もし自分に息子がいて、その相手の両親から、自分たちのことを非難されたらどんなに悲しいだろう。それで息子が結婚できなかったら??

なぜそんな想像力すら働かないんだろう。

おばちゃんたちの心理に何が起きているの? というくらい、(はっきり言って)おばちゃんたちは小室さんのお母さんが嫌いなのである。
さらに、あのお母さんの息子だし、ということで、どんどん小室さんへの不信感が募っているんだと思う。

これは・・・もしかして同性嫌悪?

だとすれば、「女性が嫌いな女性」は、だいたい2つだ。

・男に依存して生きている(ように見える)女
・自己主張が激しい女

つまり、自分が「女性的価値」だと思っているもの(日本では、若さ、日本人男性が好む外見・女らしさ・おしとやかさ、甘え上手など)を脅かす同性の存在に、女性は恐怖し嫌悪するのです。
何のエビデンスもありませんが、自分の経験で断定。。。

では小室さんのお母さんはどっちだろうか。

えーと、あれ、どっちにもあてはまらないなー。

じゃあ、もう一つ。

「いいかげんな女」。

男にだらしない。
金にいいかげん。
部屋がきたない。
時間にルーズ。
(※小室さんの母親がそうだとは言ってません。評価の問題ですし、第一、私は小室さんんの母親のことも金銭トラブルの詳細もよく知らない)

こういう属性の女性にイライラする女性は一定数いると思う。(イライラしない女性もいるでしょう)(これが男性だと「しょーがないわねえ」で済む不思議!!!)

イライラする女性は、自分が、母親(や父親)から、そうならないように厳しく躾けられたから、イライラする。
母親を内面化しているのだ。
私がそう。私はそれを回避しようとあえてルーズになろうとしたが、結局捨てられませんでした。。。
だから、そういう「いいかげんな人」を見ると少しざわざわする。
それは恐怖である。その人と自分が同一のように思える。そして「私が怒られちゃう!」という恐怖。その恐怖が、怒りに変わる。

でも、もうお母さんはあなたのことを怒らない。
そして小室母はあなたではない。

金銭トラブルの詳細が知りたいんじゃない。
それ聞いてもスッキリしないよ永遠に。
だって「金銭トラブル」ということが起こってしまう状況、それ自体がすでに「きちんとした人間にあるまじき、許せないこと」なんじゃないですか? 
必死に「身持ちの良い女性 or 良き母、良き妻」であろうとしてきた、あるいはそれを要請されてきた、あなた方からすれば。

おばちゃんたちは、自分と小室母と同一視してるんじゃないかな。。。
飛躍しすぎ?
だって、こんなに日本全国から嫌われる女性も珍しいような気がする…。
まあ何のエビデンスもないのですが、小室さんのお母さんも、女性をいらだたせる何かがあるんだろうな。親子ですね…。
でもそれは仕方ない! 直せるならとっくに直してるし!
「私ってなんで嫌われちゃうんだろう?」と本気で思ってたら直ってるし! 別にそういう生き方もあっていい。


③私たちの税金を使って・・・

これは後付けの理由な気がする。

そもそも「・・・」が結構あいまいなのだ。
「アメリカでもSPつけるのかしら?」「私たちの税金で?」「日本だったら安く済むのにね」
誰も追い回さなければ、SPの数は減るのでは・・・。
というか、私たちがギャーギャー言うから、日本には住めなくなったのである。あんなに追い回されて日本になんかいられないよ! ご近所にも迷惑だし。

だいたい、私たちの税金を使ってるというなら「政治家」もそうである。
眞子さまが辞退された1.5億円。同額使ってたやついましたよ広島で!! そのお金の出所は「ぜいきん」じゃないのかなーーー!!!!(公式には否定されている)
でも政治家にはいちいち言わない。

皇族に費やしたお金よりもっと多くのお金を、あらゆる政治家は歳費としてもらい、いろんなことに使っていると思います・・・。

要するに

「私たちの税金を使って養ってあげたお姫様が、あんな女性の、あんな息子に捕まって、なんかイライラするわ」

というのが正体だと思う。

お姫様のことも、あんな女性も、あんな息子も、あなたの家のことではないから安心してほしい!


もしかしたら、おばちゃんたちは「眞子さまがバカにされるのを阻止したい」と思っているのかもしれない。

「あんな母親をもったあんな男と結婚したら、バカだと思われるし、実際苦労するわよ(私も苦労したもの or 苦労した人知ってるもの)」
っていう、先回りのおせっかい。
それは、私も何度もそう思いましたよ、他人の(芸能人の)結婚で。
ねたましくて。あるいは、本気で心配してるつもりで。
でもそれで結婚が阻止されたことは一回もない(笑)
うまくいく時はうまくいくし、うまくいかなければ別れる。
それだけである。
その予防なんてできないのである。そして、しなくていいのである。
(明らかにDV野郎と分かってるとか、そういうの以外は)

みんな、

とりあえず、

おばちゃんたちをホメよう。肯定しよう。


おばちゃんは私たちの「お母さん」である。

もうあなたは「ダメな女性になるな」と怒られたりしない。

あなたたちはきちんと仕事をし、家庭を守って子供を育て上げた。
そしてお子さんたちは、みんな立派に成長なさっている(おばちゃんたちの話を聞く限り、本当に優秀で、やさしいお子様たちばかり!)。

よくやってきた。
間違ってない。

私もそんな風にホメられたーい(笑)


というわけで、お姫様も息子ももういい成人で、結婚したら「一般私人」だぜ。マスコミは結婚したらぜったい追い回さないでいてほしい。

私の職場の平穏のために!!!!!

と思ってたら、

嵐の相葉ちゃんと櫻井くんが結婚したよ!!!!!(おめでとう!)

来週の話題はこれでキマリだね!!!!!!!!!


これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m