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2021.5.11 母の月。バッハ会長が来れないなら選手も来れないよね。

▼母の日でした

実家には画像の花を送った(弟撮影)。

母はなかなかご機嫌らしかった。良かった。

このお花は、去年、コロナ禍の散歩で見つけたご近所のお花屋さんのもの。フラワー業界もウェディングやイベント事がなくなって大打撃だそうだ。私も近隣の店にお金を落とそうと、たまにお花を買う。

言い方あれだけど、お花ってコスパの良い贈り物だと私は思う。母親も私も花が好きだ。

「花瓶がないし、もらっても困るから、花いらない(贈る前に花瓶があるか確認してほしい)」という人もいると思う、めっちゃその気持ちもわかる。でも、私は花瓶がなくても、花は常にうれしい。

花は「生花」に限る。ドライフラワーとかハーバリウムとかじゃなく。あとサボテンとか多肉植物もちょっと・・・。いつかしおれてしまう、その滅びに裏打ちされた生の輝きがいいんじゃないか! と思う。とはいえ鉢植えとかもらっても、枯らしちゃうのよねー・・・(笑) だから切り花に頼ってます。

別のお店で「HAPPY MOTHER’S MONTH」という貼り紙も見た。なるほど。5月ぜんぶ母の月ってことにすれば、お花を贈っていい期間も延びるということだろう。いろいろな工夫。


▼ワクチン→五輪

7月中に高齢者への接種を終えると、また、(現場のことを考えずに)首相がブチ上げて、たぶん今、現場は大混乱してると思う。

NTTは、電話回線が圧迫されるので通信制限をかけるそうだ。それもなんかちょっとよくわかんない。。。制限かけるのそこなのかな・・・。

母親(名古屋市在住)も、電話が全然通じないと言っていた。そりゃそうだろう。かけるだけ無駄だ。もともと数が全員分ない(全然足りない)。それにあえて殺到させる意味は? 

例えばアイドルのファンがコンサートのために一生懸命電話するのはアリとして、それを「高齢者」に「ワクチン」でやらせるのは・・・。

母親についてはその後、「かかりつけ医からワクチンが入ったら患者宅へ電話で知らせてくれる」という話になったらしく(あまり聞かない制度だけど)、もしネット予約が必要になったら弟が即駆けつけることになっている。

私は、高齢者の大半がネットに弱いのは、私も含めたこれまでの社会と政策が悪かったんだと思っている。

私含めた社会は「その年で新しいことを覚えさせるのはかわいそう」と言ってネットを遠ざけ、高齢者も「どうせできないし(生きている間は)電話と紙で足りるから」と習おうとしなかった。

これは国家戦略の敗北である。

私も、母親にスマホは必要ないし使えないだろうと思っていたが、弟が簡単スマホを勧めて、根気よく教えたら、LINEのテキストは使えるようになった。便利である。既読がつくってすごい! 安否確認がさらに楽になった。

技術はどんどん「誰でも使える」方向にシフトする(いい意味で陳腐化する)ものだし、ユニバーサルなデザインが要求され、わかりにくいものは淘汰されていく。だから高齢者でも使える。使えるようにしないといけなかったのだ。

「勉強すれば使えるようになる」っていうけど、特別な努力をしなくても使えるように、技術側が歩み寄る方が早いと私は思う。だって「技術」なんだから、使ってもらって人々の生活を便利にしてナンボだろう。←理系や情報系の方から反論あると思いますが、すいません個人の意見なので言わせてください。

デジタル苦手世代がいなくなり(失礼)、私たちみたいなギリギリISDNからネット使ってました世代が高齢者になるのに(私たち以降はデジタルネイティブだから大丈夫)あと20年はかかる・・・。その間、電話も紙もずっと併用するつもりなんだろうか。

たぶん、今、日本の政権の中枢にいる人たちはネットとかITテックほぼ使えないと思う(←偏見)。あと使えてもITリテラシー低そう。。。高橋参与の「さざ波」発言とか。。。

まあ、そんなことを今言ってもしょうがないので、電話も併用するしかないのだろうが、ワクチン予約を希少チケットみたいに取らせて、1つもいいことなんかない。ワクチンは「希少」では困るし「ガッカリ感」だけが残る。

それでも日本の高齢者は怒らない。ここがよくわからないのだが、怒りより「ガッカリ、悲しい」という気持ちが勝るのだろうか? 暴動も起こさない。ただ、じっとひたすら電話をかけ続ける。「かからないわねえ」と困り顔で言う。そして、こんな目に遭ってもたぶん与党に投票する。

私はよく「私たちのような高齢者じゃない国民にワクチンが回ってくる頃には、世界中でコロナは収束している」と言うのだが、本気でもう諦めてる。

そんな中、政府は五輪選手にはワクチンを接種するという。それは結果的には高齢者じゃない人に優先して接種するということですよね・・・。

もう何かおかしくないですかそれは・・・。

私はスポーツにほとんど興味がないし、五輪も招致の時から無関心だったし、でもアスリートのことは、人としてすごいなーと素直に思っていた。

でもこんな状況の日本で、アスリートだけ先にワクチンが打てるって、何だろう・・・。そんなこと言った時の「え・・・」という世間の反応。そして大多数の日本人は優しいので、選手を傷つけないように「おかしいだろ!」とは言わないものの、水面下でもやもやする感情。

いやアスリートたちには1ミリも何も思わないです。アスリートが決めてることじゃないのは分かってる。選手たちは困惑している。こんなどうでもいい不要なプレッシャーとストレスが二重三重にかかっている。可哀想。

これのどこが「アスリートファースト」なんだろう?

バッハ会長の来日が再延期になったけど(日本が緊急事態宣言を出しているかららしいが)、会長1人が来れないんじゃ、各国の選手団はそりゃ無理だろう。

▼何があったら変われるんだろう?

東京は、今日がもともと緊急事態宣言終わる日だったのだが、(だいぶ前に)今月末までに延期された。それも延びるんじゃないだろうか・・・。

もう何の店がやっていて、やっていなくて、何時から何時まで開いているのか、全くわからない(緊急事態宣言ごとに制限範囲が異なっていて、あと政府が何か決めても自治体ごとにそれを厳しくしたり緩めたりできるので、もはや何がなんだか)。

明日から、制限が緩和される業種?もあるらしく(なんで?)、いやそれは経済的とかお店側にはいいことなんだろうけど「緊急事態宣言を延期」したのに「制限を緩和」するの?? と、また矛盾するメッセージが私たちに届いている。(観客数の制限はあるが)寄席は開いて、大きな映画館は閉まったままで、野球も相撲も観客ありになった。基準が全然わからん。

こんなようなことが1年以上ずっと続いている。

何があったらこの国のシステムは変わろうとするんだろう。

というか

何があったら私たちはこの国のシステムを変えられるんだろう。

▼そんな中でも相変わらず電車に乗って通勤して生活を営まなくてはならない。テレワークなんかない!!! 休んだら給料がもらえない。こんなのまともに受け止めていたら耐えられない。

でも私は約40年も生きて、ずるく図太くなったので、てきとうに流すようにしている。腹が立ったらラジオを聴く。笑う。たまに一人でお酒を飲む。寝る。

・・・どんなことをしてでも、生き延びなくてはと思う。

こんな不自由な世の中でモヤモヤ苦しんだままで終わりたくない。コロナが終わったら、めっちゃ楽しいことする。具体的には、友達と温泉に行って一緒にごちそうを食べてダラダラおしゃべりして思い切り笑う!!! 

その日が来るまでコロナにかかってる暇なんかないし、悩んでウツになってるのはもったいないと思う。






これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m