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風呂嫌いの女

どうやら、私・・・

女として、というより


人として、

大人として、

できないことがめっちゃ多いことに気づきました~~~(今頃~~~)。

第1回「料理嫌いの女」(9月25日投稿)https://note.mu/iincho/n/n81715f7f04e2 

に続き、第2回の今回は「風呂」です。

風呂(シャワー含む)に入れないんです。私。これは病(やまい)です。

帰って来て「まずはお風呂!」という人もいるでしょうが、
私は帰ってくるとまずTwitter見て
その後、取っている新聞を読み
テレビを見たりして
延々風呂に入る時間を遅らせる。。。

いや、風呂にとにかく入っちゃえば気持ちいいなと思うし
入ってよかったなと思うし
温泉も好きだし
健康ランド的な施設も好き。

概念としての、イメージとしての、風呂も好きだ。
西洋の、湯船だけが部屋の中に独立して置いてあって、
泡が浮かんでいるような
そういうメルヘンな「bath」のイメージも大好きだ。

しかし、日常の風呂は嫌いだ。

親譲りではないが風呂嫌いで子どもの時から損ばかりしている。
小さい頃、我が家は大家族 (フナハシ家の女たち https://note.mu/iincho/n/nde3c19383d22 参照)だったもんで
順番に入らないと後がつかえると大人たちから怒られるのだが、
ちっとも入らない。

しかも私の習慣として
夜に風呂→夜ごはん
がぜったいにいい。
そのため、風呂が遅いと必然的にごはんも遅くなる。
消化に悪い。。。

ドラえもんのしずかちゃんとか
江國香織とか、一日に何度もお風呂に入る人もいるのに・・・
女子としてどうなんだろう・・・。

あ、名誉(と私の周囲の人のために言っておくと)
毎日、いやいやながら、ちゃんと風呂入ってます!!!
髪の毛も洗ってます!!!
あとちゃんと毎日洗濯した服着てます!!! 

不潔なのが好きってことではないんです・・・
清潔にはしていたい。
ただ、とにかく、風呂に入るという決心をするのに時間がかかる。
この決心に毎日何時間も費やしてるから、
人生で「あー、風呂入らないとなあ」だけで何年も過ごしてそう!こわ!

台風や地震で断水になって
お風呂に入れなくなった被災地の人もいるんだから
ゼータク言っちゃいかん。

それでもねー。
あー。
今もね(夜)
戦ってるよね。
風呂入って寝たい⇔面倒、という内面の葛藤。


もうひとえにね


面倒なんです。風呂にまつわるすべてが。

まず服を脱ぐのが面倒。
全身を洗うのが面倒。
髪の毛を洗うのが面倒。
そして髪の毛を乾かすのが本当に面倒!!!!
(もういっそ坊主にしろよ)
あと濡れた場所にいるのが不快(猫か…)。

スイッチ入れたら、ただ寝てるだけで
自動で洗ってくれる機械ってないのだろうか(介護施設か)。

入浴中、頭は基本的にヒマである。
洗身・洗髪とは
決まったことをただ繰り返す「作業」である。
要は、「つまらない」のである。
脳がフル回転し、
だんだん空回りしだして
ぼんやりして出たくなるのである。

そんな風呂入らない言い訳女王の私が、
唯一、喜びいさんで入る風呂がある。

それは【旅行先の朝風呂】です!!

友達が寝てようがなんだろうが、一人で入りに行く。
朝ごはんの時間をちょっと犠牲にしてでも入る。
ホテルだったらシャワーを使う。

温泉(旅館の大浴場)は湯船が広いのが最高だ。
服を脱ぐのが面倒な私も、朝なら浴衣をぱっぱと脱ぐだけ! 楽ちん!
ついでに顔も洗える。
でかい湯船に浸かって、露天だったら景色を見る。
朝の光がソフトフォーカス。
夜より人も少ない。湯船を一人占めできることもある!

また、ちょっといいホテルなら、
素敵にでかいシャワーがあって、
いいにおいのするシャンプーがある。

それらは「非日常の体験」である。
もはや「入浴」ではない、輝かしい「旅の体験」にまで昇華されるのです。

・・・どうやら私は「大きな、他人の(=自分で掃除しなくていい)風呂」が好きで、反対に「狭い内風呂」が嫌いなようだ。
でかい風呂=開放空間と非日常。

これを日常的に満たすのは


そう


銭湯だ。

銭湯に行けばいいんじゃないか…。


でも冬は帰りが寒いし、夏は帰りに汗かくし…。

おそらく私は、銭湯の隣か2階に住むべきなのであろう。。。
(式亭三馬的な風呂の読み物でも書いて暮らしたい・・・)

これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m