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楽チン禁煙のススメ

学生時代から10数年間にわたり吸い続けていたタバコを5年ほど前にやめました。
それまでも何度も挑んでは挫折を繰り返していた禁煙。

長女が生まれたことで家庭内の冷たい視線に耐えられなくなりキッチンの換気扇の下からベランダへの移動を余儀なくされた我が喫煙所は、次女の誕生と共にベランダから近所のコンビニへと更に足を伸ばすこととなりました。
そうなると1日の喫煙スケジュールを立てるようになり、休日は我慢を強いられる時間が徐々に増えて…と一日中タバコを吸うタイミングを窺いながら過ごす日々。
かわいい我が子2人との休日もニコチン切れと戦いながらでは心から楽しめない自分自身が情けなく思い、再び禁煙を決意。
とはいうものの、何度も決意しては挫折を繰り返す、禁煙に関しては自分自身の意志の弱さは百も承知していたので“無理しない禁煙”をするためにはどうすれば良いか考え、辿り着いたのがこの“離煙パイプ”。


リンクを見ていただければわかる通り、なかなかのお値段。小遣い制にはなかなか厳しい価格でしたが、ちょうど人事異動となり当時の上司に送別の品に欲しいものを聞かれたのでこれをねだってみました。
なかなかの値段のものをねだって買ってもらったというのも禁煙の意志を強くさせるひとつの要因になったようにも思います。

この商品、31本セットのパイプをいつも吸っているタバコに1日1本を目安に使用していくと31日後にはタバコを吸わなくてもいい体になるという優れものです。
パイプには1〜31の番号がついており、番号ごとに3%ずつニコチンの量を減らすフィルターを介することで少しずつニコチンの量を減らしていくというもの。
一気にニコチンの量を減らすと物足りなさを感じてしまいますが3%ずつであれば大きな違和感は感じません。
さらに意志の弱い人に嬉しいのがフィルターを洗浄することで複数回使えること。3%ずつといえどいつか物足りなさを感じるのではという不安も、物足りなければ前のパイプに戻ることができるという心理的安定性により精神的負担はかなり軽減されます。
結果、比較的順調にパイプを消化していき(ぼくの場合は2日で1本ずつ消化)No.30を使用してから、かれこれ5年が経過しますがタバコは1本も吸っていません。
最後のNo.31はどうしても吸いたくなったときの最後の切札として無事5年間使わずに大切に保管されています。

それでも未だにふとした時に吸いたくなったり(多分吸ったら気持ち悪くなるんでしょうが…)、タバコを吸ってしまった夢などを見ることもあります。ニコチンの依存度恐るべし。

ということで、意志が弱く、流されやすい性格でも禁煙はできます。
本気でこういった道具を購入して取組むという一歩を踏み出すかどうか、が結局のところ1番大切なんだと今振り返ってみて感じました。

自力でも他力でも踏み出すことが何より大切ってことですね〜。

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