統一原理とは何か その1 概略
短くいうと統一原理は
バラバラになっているキリスト教の
聖書解釈の統一的観点を模索しているもの
といってもいい
なので宗教的な理論であるため
一般的な述語として考えると
ちょっとニュアンスが違うところがある
メインのコンテンツは
1 創造原理
実のところ聖書としてははっきり書いていない部分である三大祝福の様相について詳しく書いたもの
実際のところ救いという意味での入口としてはこれを理解するのは間違った解釈になる場合もある
それはキリストの必要性ということが抜けて単に人が努力すれば完成された全き人格の人間になれると考えるようになる危険性がある
例え原罪が原理でいうところの祝福によってなくなったとしてもキリストは必要なのである
2 堕落論
人類がエデンの園でいかにして堕落したのかについて解説している部分
一般的には天使長ルシファーが堕天使となって人類始祖を巻き込んだ際における行動や心理を叙述する
概略なので詳しくはのべないが一般的に天使長は傲慢な態度で神様に反逆したという解釈が多いと思うがその傲慢になるまでの過程についても描かれている
3 復帰原理
堕落した人間がどうやってもとの状態に戻るのかということについて書かれている ざっくりとしたカテゴリーならここに復帰に必要なメシアについてのメシア論や人間が復帰する際に起こる復活という再生の現象についてなどもここに含めてもいいと思う 復帰はつまり堕落の逆という単純な解釈もできる
以上が簡単な記述である
キリスト教的な意味で捉えないとしっかりとしたコンテンツをとらえることができない
というのも聖書で最後の書物である黙示録に記載されている終わりの日に向かって人類歴史は流れているというキリスト教の世界観がない限り原理の世界観は意味をなさない
つまりあくまでもキリスト教の目的成就が何なのかを示しているものである
この宗教的な意味を抜かして原理を理解したり解釈するとどこかで大事なコンテンツが抜けてしまうと思われるのでご注意を
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