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できっこないをやらなくちゃ

授業力、学級経営力を上げるために僕は何をやってきただろう?
そう自分に問うた時、ある言葉が浮かんできたのでした。

それは、「負荷」という言葉です。

先に断っておくと、筋トレの話をするつもりは毛頭ありません。
そっち方面の話を聞きたい方は、ぜひmuscle塾へいらしてくださいね。


さて、私の8年間の教師人生の中で、ここ1.2年は特に成長した実感があるのです。
なんでそう感じたのだろう。これまでと何が違ったのだろう。
思考を巡らせてみると、その答えは「負荷」にあったのではないかと思うのです。

では、私がどんな負荷をかけてきたか。

3月に第1回ライトニングプレゼンの場に立ったこともそうです。

人前で喋る時には声や手足が震えてしまう私が、偉大な先輩方の前で発表するという機会に挑戦しました。

また学校では、
・1週間に2枚以上学級通信を書く
・4年連続研究授業の授業者へ立候補
・26歳で研究主任を引き受ける
・現在異動先で研修主任   などなど。
最初は「こんなのできっこない」と思うような負荷をかけてきたここ数年でした。
これらの負荷は、確実に自分の授業力を、学級経営力を成長させてきたと思うのです。

もちろん、その過程はいいことばかりではなかったです。
研究の仕事ができなさすぎて教務にほとんど任せてしまったり、
うまくいかなさに悔しくて校長室で泣き崩れたりするなど、
思い悩む日は往々にしてありました。

でも、これらの経験をしてきて間違いなく言えることは、

負荷は「未知の自分」に出会わせてくれる

ということです。
負荷を乗り越えたときには、
自分にはこんな力が眠っていたのかと、
自分には人に誇れるところがあったんだと、そんな気づきがありました。

負荷が、もっと素晴らしい自分に、もっと大きな自分に出会わせてくれたのです。


それらは「自分自身への感動体験」として強烈に心に刻まれ、
次なる行動欲を掻き立ててくれました。
こうやって2回目のライトニングプレゼンに挑んでいることがその証です。


私は、負荷は決してマイナスな言葉ではなく、むしろ前向きな言葉ではないかと思います。

負荷と書いてチャンスと読む

そういってもいいかもしれません。


私は、これからも負荷というチャンスを自分でつくりだし、成長に繋げていきます。

壁の向こう側にいる、まだ見ぬ自分に出会うために。

そして、いつかこう言える日を楽しみにしています。

"高ければ高い壁の方が、登った時気持ちいいな" と。 


以上、できっこないをやるのもいいぞ、という話でした。

ありがとうございました!


p.s.

実はこのプレゼン、EDUBASE FESの前日に作り始めました。
本当は別のことで話す予定だったんです。
でも、朝起きた時に何か違うなって。
今の僕が伝えたいことはこっちだって思って。
すると、スラスラと手が動いてすぐに原稿が仕上がりました。

当日の発表後、「心打たれました。」と言ってくださる方がいて。
本当にやってよかったなって思います。
また1ついい思い出ができました。

唯一の悔やみは、カッコよく締めようと思っていたスライドでまさかのスペルミスをしていたことです。
ごめんなさい、ここだから正直に言います。
FES冒頭の坂本先生のメッセージを引用して、「できる男感」を出そうとしました。

欲はよくないっすね。ハハハ

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