【電車のフィールドノート】2022-6-5

8:18 駅に到着。日曜日の朝だからなのか人はまばら。パーティードレスを着た男女と、その子どもが3人。子どもたちもタキシードっぽい服や、レースのついた服を着ている。誰かの結婚式に行くのだろうか。それから部活で使うのであろう大きな真四角のリュック(Uber eatsぐらい)を背負った高校生男子4人が「おい、こっちやぞ」「ああそっちか」と言いながらホームを往復している。電車が来る時間になるにつれて続々と人がやってきた。人がまばらだったのは、前の電車が行ってしまってすぐだったからなのだろうか。ホームは既に7〜8割程埋まっている。

8:22 発車。7〜8人がけの横長の椅子が向かい合っていて、片側には2人ほど、もう一方には3〜4人座れるスペースが空いていたが、先ほどの正装家族に譲ろうとしたのか誰も座らなかった。私は2人座れる方に座った。正装家族も気を使ったのか立ったままだったので3〜4人がけは埋まらず、後から乗ってきたインド系の男女がそこの真ん中に座った。

8:24 次の駅に到着。20人ほど乗ってくる。私の左隣の人が左に詰めた。スペースを空けるためだと分かったので私も右に寄りスペースを空ける。前に立っていた女性が「あ、すいません」って感じで会釈してそのスペースに座る。

8:25 発車。大体の人が携帯を触っている。黄色のポロシャツを着ているふくよかなおじさん以外誰も吊り革を使っていない。

8:27 次の駅に到着。8割型降りて行く。お洒落なマダムが2人乗ってきて、イヤホン越しでも聞こえる声でずっと話している。「環状線乗る時はね、天満行く時はいいんやけど…」「王子なんかベッドタウンやからね、奈良から来た快速は座れるの。吹田やら豊中行く時もええのよ」と1人だけがずっと話し続けており、もう1人は「うんうん、うん、うんうん」と聞いている。この2人はずっとこの調子なのだろうか。聞いているだけの方は疲れそうだと感じた。でも、人の話を聞くのが好きな人は一定数いるから大丈夫なのかな。

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