【電車のフィールドノート】2022-6-4

8:18 駅に着く。この駅には路線は二つしかなく、ホームもこっち側と向かい側のあちらしかない。今日は土曜日で、皆出かけるのか、はたまた8時台はいつもそうなのか、リュックや大きめのトートバッグを持っている人が心なしが多い気がする。傘を持っている女性が1人通り過ぎた。今は快晴なので、あれは日傘兼用なのだろうか。それとも昼から雨が降る?もう1人、2人と日傘を持っている別の女性が通り過ぎた。今日はよほど紫外線が強いのかもしれない。

8:21 電車が到着。今日は、椅子は空いていない。女子高生(制服を着ている事からそう判断、髪の毛の色は明るい茶色で少し大人びても見えるのでもしかしたら制服ユニバとかに行く元・女子高生なのかもしれない)、何かしらの勉強をしている3〜40代くらいの女性、色彩検定3級の本を読んでいる男性など、色んな人が乗っている。人の密度はギチギチとまでは行かないが、なかなかまとまらないクッキー生地ぐらいの密度である。(誰が分かんねん)

8:25 次の駅に到着。やはり車内は平日10時台と比べて混んでいる。今乗ってきた人を含めて車内は6〜7割程度埋まっている。3〜4割までが全員座れる程度だという認識だ。男女比率は半々ぐらいだと思う。見渡せるほど人と人の間に余裕はないが、少し離れたところに立っている、鮮やかな黄色のワンピースの女性がパッと目を引く。色が明るいせいか、なんの飾りや模様もなくシンプルな明るい黄色一色で一際目立っている。

8:26 次の駅に到着。ほとんどの人が降りて行き、車内は一時大幅にスペースが空いた。これからこの電車は5分ほどこの駅に停車し、その間に人がまた乗ってくる。

#文化人類学 #フィールドノート

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