お金の失敗体験~株価の暴落

私は地方公務員です。今年FP1級資格もとりました。そんな私のイメージは、堅実で、着実に資産形成をしているでしょうか。実は、これまでお金にルーズで、行き当たりばったりの生活を送ってきました。FP資格を取ってお金の勉強をするまでは。

そんな私の過去の失敗談をお話しします。株で失敗した話です。

子供が小さかった頃、今より少しお金に余裕がありました。2008年頃の話です。そう、リーマンショックの頃です。はっきり覚えていませんが、日経平均株価が2万円弱くらいだったと思います。私はマネックス証券に口座を開いて、日本の個別株を始めました。本を読んで見様見真似でやりました。株主優待が魅力で、サンリオの株を買って、2回ほど遊園地にも行きました。配当金欲しさに、株を物色し、年に2回数千円の配当金を郵便局で換金して、得した気分に浸っていました。株価が1万円上がるとすぐ換金して、家族で外食にいったり、ほしいものを買ったり、それなりに楽しんでいました。購入株価は徐々に膨らみ100万円近くになっていたと思います。

そのころです。リーマンショックで株価が大暴落します。私の持っていた株価も半値近く下がりました。その後、全然株価は上がりません。実は、私が株に充てていた資金は、車を購入する予定の資金でした。2010年に入り、自家用車が購入後13年経過し、あちこち不具合が出てきて、買い替えることにしました。株をやっていなかったら、頭金100万円くらい入れることができた思いますが、塩漬けになっている株価は50万円くらいです。車の購入のために換金せざるを得ません。結局50万円の頭金で、残額150万円を7年ローンで返済することになりました。

今になって、過去の失敗を検証しようと、株の収支の確認を試みますが、お金にルーズな私は何も記録に残していません。情けない限りです。

この失敗の教訓は、①近い将来必要になる資金は投資をしない。②投資資金少ないうちは、投資信託などを利用して投資先を分散させ、リスク分散をする。③個別株に投資するときは、きちんと企業分析をする。ということです。お金の勉強をしている人には、常識ですね。

個人的なことですが、私には、投資のセンスがないということもわかりました。たぶん、勉強しても個別株で儲けることはできない。直観ですがそう感じています。だからこそ、お金の勉強をして、セオリーどおりに投資をしていけばよい。最近はそう考えています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?